名古屋市科学館の来館日記(2018.09.13)

2018年9月13日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館3階「技術のひろがり」と生命館3階「生活のわざ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は「曇り」で、来館時間は9時30分から~12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、夏休み明けの平日で、学習投影もなく、2、3、4,5回目が一般投影で、1,6回目は休演となっていました。プラネタリウムのテーマは、「一五夜の月」にかわっています。

平日の午前中なので、理工館3階と生命館3階の観覧者は、一般の方と親子連れの方が中心でした。

平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日なので整理券なしで体験できます。

天文館4階のサイエンスステージで行われているサイエンスショーですが、新演目の「サイエンスショッピング」は、9月16日(日)の5回目、15時からの開演です。

生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となっていましたが、6月12日(火)から夏場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

きょうは平日の午前中ですので、開館前の9時頃には、数人の方が、北門で開館を待っていました。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」のゾーンの展示が更新されています。今年は、「15年ぶりに火星が地球に大接近」ということで、「金井宇宙飛行士ISS長期滞在」の展示が、「火星大接近」という展示に更新されました。

2005年に小惑星探査機の「はやぶさ」が「小惑星イトカワ」に着陸して、小惑星のサンプル採取に成功しましたが、その後継機の小惑星探査機「はやぶさ2」が2018年6月に「小惑星リュウグウ」に到達したというニュースも掲示されています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

特別展は、7月14日(土)から、「名探偵コナン・科学捜査展」が始まっています。大変人気のある特別展で、開幕早々は1~2時間待ちの状況でしたが、少し落ち着いて、平日であれば、待ち時間なしで入場できるようになりました。
今回の特別展は、開催後1か月足らずで5万人の入場者数を記録し、現在の入場者数は累計で15万人となっていて、9月24日(月・祝)の特別展終了時には相当の入場者数を記録しそうです。
特別展関連のグッズ売場は、理工館地下2階のイベントホールにありますが、特別展会場の外になっていますので、特別展に入場しない方でもグッズの購入ができます。

イベント情報

平成30年度・第2回「科学ゼミナール」ーくすりのなかみを見てみようー

科学について、いろいろな切り口で、堀り下げていく「かがくゼミナール」の第2回が開催されます。第2回目のテーマは、「くすりのなかみを見てみよう」(薬との上手なつきあい方 パート16)です。

くすりに、いろいろな形があるのはどうしてでしょうか。実際のくすりを使った実験で、からだの中でくすりがどのように変化するのか見ることができます。また、くすりの飲み方の工夫なども知ることができます。

「かがくゼミナール」の対象者は、小学3年生から中学生までと保護者の方です。開催日時は平成30年10月8日(月・祝)午前10時から12時です。開催場所は名古屋市科学館・生命館6階の第2実験室で、定員は32名となっています。また、参加費は、小中学生が185円、保護者は335円です。

「かがくゼミナール」に参加するには、名古屋市科学館の「かがくゼミナール」係に必要事項を記入した往復はがきを送付するか、インターネットで「名古屋市電子申請サービス」にて参加申込をしてください。申込み締切りは、平成30年9月21日(金)必着となっていて、応募者多数の場合は、抽選となります。

くすりについて興味のある方は、ぜひ参加してみてはどうでしょうか。