2022年8月9日(火)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1、3、5、6回目が一般投影、2回目と4回目がファミリーアワーとなっていました。8月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「ようこそ、宇宙旅行へ」、ファミリーアワーは「とびだせ!星の世界へ」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。
常設展示室は、コロナ禍ですが夏休み中とあって、家族連れでにぎわっていました。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」ですが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って開催されていましたが、7月からは開催回数が増えています。開館時と13:00に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。夏休み中とあって、開館時に配布される整理券は5分で無くなりました。
その他の実演・実験については縮小して実施されていましたが、7月からは開催回数が増えています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日の午前中ですが、夏休み中とあって、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方が30人位見えました。
名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。
名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。
各フロアーの状況
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、6月から「国際ガラス年2022」、8月から「世界でめざすカーボンニュートラル」になっています。
<世界でめざすカーボンニュートラル!>
理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。
天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、5月にブラックホールの撮影に成功した2例目、天の川銀河中心の巨大ブラックホール「いて座A」の写真が展示されています。
少し前から、「月」の展示品の前で写真撮影してSNSに投稿する方が増えています。「月」触れて写真を撮影する方も見えたため、注意喚起がされました。
また、秋には「はやぶさ2」が持ち帰った「リュウグウの砂」の展示も予定されていて、たのしみですね。
<「はやぶさ2」帰還カプセル・リュウグウサンプル特別公開!>
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。
生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
理工館地下2階のイベントホールでは、7月9日(土)から9月19日(月・祝)まで、夏の特別展、地球がうみだすキセキ「宝石展」が開催されます。
名古屋市科学館で「SDGs」について考えよう!
SDGs(持続可能な開発目標)とは、国連が決めた誰一人取り残さない、よりよい地球をつくるために、2030年までに世界が一丸となって取り組むべき国際目標です。名古屋市科学館でも17個の目標のうち、4個の目標と関わりのある展示品がありますので探してみてください。
SDGsの目標を達成するために、自分でやってみたいことを考えてみましょう。
SGDsに関する資料が、名古屋市科学館の理工館3階・エスカレータ横にありますので参考にしてください。