本日の名古屋市科学館(2025.06.18)

2025年6月18日(水)午前の天気は「晴れ」で、蒸し暑い日でした。
名古屋市科学館の4階の様子を中心にリポートします。

 館内の様子

本日のプラネタリウムは、1、2回目が幼児投影、3、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。6月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「ブラックホール」、ファミリーは「いるか座ものがたり」で、幼児投影は「たのしいたなばたまつり」です。

名古屋市科学館の常設展示室・理工館4階「科学原理とのふれあい」・生命館4階「人体のふしぎ」は、幼児投影で来館した幼児中心ににぎわっていました。各展示室も少しづつ変化があり、楽しめます。

理工館4階「科学原理とのふれあい」では、いくつかの変化を見つけることができました。
「放電ラボ」出口の扉の注意書きが、外国の来館者対応で複数言語仕様となっていました。

<「放電ラボ」の出口扉>

スーパーコンピュータ「京」の展示では、コンピュータルームに並ぶ機器ラックの「側板(本物)」が展示されているのが目を引きます。

<スーパーコンピュータ「京」>

生命館4階「人体のふしぎ」でも、いくつかの変化を見つけることができました。
「人体パズル」は、臓器が人体のどの位置にあるか、ある程度知っていないと完成させるのが難しいです。組合わせる臓器に番号を振って、組み合わせる順番を示す工夫がされました。

<「人体パズル」のパーツに順番付与>

「人体ニュース」では、「新型コロナウイルス」の詳しい解説を見ることができます。「新型コロナウイルス」の立体模型もあり、理解が深まります。

<「人体ニュース」の「新型コロナウイルス」の解説>

 屋外の様子

<屋外展示場の改修工事>

令和6年11月5日(火)から、屋外展示場の改修工事が行われています。
長らく修理に出ていたB6蒸気機関車が動態展示として戻り、JR東日本から譲渡を受けた旧型客車と供奉車が展示されるなど、屋外展示物が充実されるようです。詳しくは、名古屋市科学館の公式ホームページをご覧ください。

基礎部分のコンクリート打設が完了しています。

第31回・生きている地球の記録

名古屋市科学館で長く続いている、環境記録映画「生きている地球の記録」の上映が7月20日(日)に開催されます。入場は無料ですが、整理券が必要ですので申し込みが必要です。

上映作品は、以下の4本です。

特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」の概要と付帯イベント

名古屋市科学館の夏休み期間を中心に開催される特別展は「古代DNA」ですが、テーマは「DNAで探るあなたのルーツ」で、展示の概要が発表されました。
特別展「古代DNA」の開催期間は2025年7月19日(土)から9月23日(火・祝)までです。

関連イベントとして、7月19日(土)、名古屋市科学館・生命館地下2階のサイエンスホールで「子ども科学電話相談」が開催されます。観覧は無料ですが、事前予約が必要ですのでご注意ください。