2018年12月26日(水)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、4回目がファミリーアワー、1、2、3、5、6回目が一般投影となっていました。プラネタリウムの12月のテーマは、「朝はどこからやってくる」です。
平日の午前中ですが、冬休みとあって、理工館5階と生命館5階は、親子連れのお客様でにぎわっていました。
平日ですが、冬休みとあって、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布は30分で終了しました。「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日ですが冬休み中なので、整理券が必要ですのでご注意ください。
休館日:12月29日~1月3日
冬休み:12月24日~1月6日
生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
平日の午前中ですが冬休みとあって、開館前の9時頃、南門で20名ほどの方が開館を待っていました。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「火星の謎を解く手がかり!鉄のコンクリーションの原因を解明」と「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」に更新されています。
名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。
名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。
名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。
名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。
平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品の「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。
屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。
理工館地下2階のイベントホールでは、11月23日(金)から特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催されます。
イベント情報
「科学ゼミナール」ー薬局の薬で実験しよう 漢方編ー(中学生・高校生対象)
科学について、いろいろな切り口で、堀り下げていくのが「かがくゼミナール」です。今回のテーマは、「薬局の薬で実験しよう 漢方編」(薬との上手なつきあい方 パート17)です。
漢方薬は、東洋医学の考え方のもと、多くの薬草を組み合わせることで、うまく働くように考えられています。「かがくゼミナール」では、実際の材料を見たり、作り方を体験することで、漢方薬について学ぶことができます。また、実際の薬を使った実験では、からだの中での薬の変化や、薬の飲み方の工夫なども知ることができます。
「かがくゼミナール」の対象者は、中学生から高校生までの方です。開催日時は平成31年2月3日(日)午前10時から12時です。開催場所は名古屋市科学館・生命館6階の第1実験室で、定員は32名となっています。また、参加費は、中学生が185円、高校生は335円ですが科学館の入館料(学生証提示で、プラネタリウムと展示室500円、展示室のみ200円)が必要です。
「かがくゼミナール」に参加するには、名古屋市科学館の「かがくゼミナール」係に必要事項を記入した往復はがきを送付するか、インターネットで「名古屋市電子申請サービス」にて参加申込をしてください。申込み締切りは、平成31年1月17日(木)必着となっていて、応募者多数の場合は、抽選となります。
漢方薬に興味のある方は、ぜひ参加してみてはどうでしょうか。