2018年9月20日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館6階「最先端科学とのであい」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は「雨」で、来館時間は9時30分から~12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1、3回目が小学6年生向けの学習投影、2、4,5回目が一般投影で、6回目は休演となっていました。プラネタリウムのテーマは、「一五夜の月」です。
平日の午前中ですが、プラネタリウムで小学6年生の学習投影があるので、天文館5階と理工館6階は10時半ごろから小学生の団体で大変賑やかでした。一般の方もプラネタリウムの観覧をする方が中心でした。
平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日なので整理券なしで体験できます。
天文館4階のサイエンスステージで行われているサイエンスショーですが、新演目の「サイエンスショッピング」は、9月22日(土)の5回目、16時からの開演です。
生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。
生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となっていましたが、6月12日(火)から夏場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が北門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
雨が降っている平日の午前中ですが、開館前の9時頃には、数人の方が、北門で開館を待っていました。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」のゾーンの展示が更新されています。今年は、「15年ぶりに火星が地球に大接近」ということで、「金井宇宙飛行士ISS長期滞在」の展示が、「火星大接近」という展示に更新されました。
2005年に小惑星探査機の「はやぶさ」が「小惑星イトカワ」に着陸して、小惑星のサンプル採取に成功しましたが、その後継機の小惑星探査機「はやぶさ2」が2018年6月に「小惑星リュウグウ」に到達したというニュースも掲示されています。
名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。
名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。
名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています
名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。
平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品の「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。
屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。
特別展は、7月14日(土)から、「名探偵コナン・科学捜査展」が始まっています。大変人気のある特別展で、開幕早々は1~2時間待ちの状況でしたが、少し落ち着いて、平日であれば、待ち時間なしで入場できるようになりました。
今回の特別展は、開催後1か月足らずで5万人の入場者数を記録し、現在の入場者数は累計で16万5千人となっていて、9月24日(月・祝)の特別展終了時には相当の入場者数を記録しそうです。
特別展関連のグッズ売場は、理工館地下2階のイベントホールにありますが、特別展会場の外になっていますので、特別展に入場しない方でもグッズの購入ができます。
イベント情報
「青少年のための科学の祭典2018」名古屋大会
「青少年のための科学の祭典」は、毎年秋に、全国で開催される科学のイベントです。「青少年のための科学の祭典2018」名古屋大会の主催は、「青少年のための科学の祭典」名古屋大会実行委員会、公益財団法人中部科学技術センター、公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館、名古屋市科学館、中日新聞社です。
「青少年のための科学の祭典2018」名古屋大会は、「名古屋市科学館」と「でんきの科学館」の2会場で実施され、科学の面白さを体験できるブースがたくさんあります。科学の祭典への入場料は無料ですが、高校生以上の方が、名古屋市科学館に入館する場合は入館料が必要になりますのでご注意ください。
「青少年のための科学の祭典2018」名古屋大会の開催日時は10月6日(土)、7日(日)午前9時から午後5時です。年に一度の科学のお祭りですので、科学好きの方は必見です。