名古屋市科学館の生命館4階「人体のふしぎ」、新たに登場した6つの展示品はこれだ!

名古屋市科学館の生命館4階は、2017年から数年かけて展示更新が始まっていますが、新しい展示品が気になりますね。

展示フロアーのテーマも、「人体のしくみ」から「人体のふしぎ」に名称変更し、自分自身の「からだ」のふしぎや大切さについて学ぶフロアーになっています。

2017年の展示更新で、「うごかす・ささえる」、「はこぶ・めぐる」、「とりこむ・すてる」、「つたえる・かんがえる・ちょうせつする」の4つのゾーンが生まれました。

「うごかす・ささえる」ゾーンには、「筋肉のふしぎ/骨のふしぎ」という、筋肉と骨について、基本的なことがらを紹介した展示品があります。

「はこぶ・めぐる」ゾーンには、「呼吸・循環のふしぎ」という、呼吸・循環について、基本的なことがらを紹介した展示品が入っています。

「とりこむ・すてる」ゾーンには、「消化・吸収・排出のふしぎ」という、消化・吸収・排出について、基本的なことがらを紹介した展示品があります。

「食べ物はどこへゆく?」という展示品は、食べ物の絵のついたピースを皿に載せると、食べ物が消化され、養分が吸収されて不要なものが排出されるようすをアニメーションで表す体験的な展示で、大変人気があります。

「消化器ギャラリー」という展示品は、少し大人向けで、消化・吸収・排出にかかわる器官や組織の画像を見て、そのつくりの精巧さやふしぎさを学ぶことのできるコーナーになっています。

さて、2018年には、どんな展示品が入ったのでしょうか。2018年に入った展示品は、「顔の筋肉と骨をみてみよう」、「筋肉を動かしてみよう」、「骨パズル」、「自分の血管を見てみよう」、「自分の心臓の動きを感じてみよう」、「内臓パズル」の6つです。

「うごかす・ささえる」ゾーンの新展示品

生命館4階の「うごかす・ささえる」ゾーンには、「顔の筋肉と骨をみてみよう」、「筋肉を動かしてみよう」」、「骨パズル」の3つの展示品が入りました。

「顔の筋肉と骨をみてみよう」という展示品

展示品の画面の前に立ち、顔を映してカウントダウンすると、画面に映った自分の顔には骨や筋肉が投影されて表示されます。自分の表情を変えると、骨や筋肉もそれに合わせて動き、とてもリアルです。

「筋肉を動かしてみよう」という展示品

展示品の画面の前に立ち、画面で点滅している筋肉をタッチすると、筋肉が動きます。

「骨パズル」という展示品

腕3本と脚3本の骨を、左側の骨を見ながら正しい位置に置いてください。パズルが終わったら、次に使う方のために、骨を元の場所に戻しておいてください。

以前の展示品の一部で、関節の動きがみられる模型もありますので、興味のある方は動かしてみてください。

「はこぶ・めぐる」ゾーンの展示品

生命館4階の「はこぶ・めぐる」ゾーンには、「自分の血管を見てみよう」、「自分の心臓の動きを感じてみよう」という2つの展示品が入りました。

「自分の血管を見てみよう」という展示品

自分の腕を台に置くと、白黒画面に静脈が表示されます。カラー画面では、皮膚に赤で静脈が表示されます。

「自分の心臓の動きを感じてみよう」という展示品

椅子に座り、絵を参考にして、聴診器を胸の真ん中にあてましょう。小さい箱を触ると、心臓の動きを感じることができます。

「とりこむ・すてる」ゾーンの展示品

生命館4階の「とりこむ・すてる」ゾーンには、「内臓パズル」という展示品入りました。

「内臓パズル」という展示品

「スタート」から番号順に、内臓を平行に動かして、1つずつ人体模型にはめていきます。パズルが終わったら、次に使う方のために、内臓を元の場所に戻しておいてください。

名古屋市科学館の生命館4階では、「人体のふしぎ」を、自分自身やグループで体感し、学ぶことができます。