名古屋市科学館の来館日記(2021.06.11)

2021年6月11日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館3階「技術のひりがり」、生命館3階「生活のわざ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が幼児投影、2回目と5回目が一般投影、4回目と6回目は休演となっていました。5月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「~リニューアル記念~天の川のすがた」、ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室ですが、コロナ禍の中、平日の午前中ですので、お客様は大変少なかったです。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はいませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、4月から「名古屋港にヒアリ侵入!」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室ができました!」になっています。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。先月から「コウモリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館2階の「発見処」、に石油を内包した珍しい石「石油含有シリカコンクリーション」が展示されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月に「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、6月19日(土)から6月27日(日)まで、企画展「ノーベル物理学賞受賞者~南部陽一郎生誕100年記念展」が開催予定です。

第27回「生きている地球の記録」

毎年開催されている、グリーンイメージ国際環境映画祭入賞作品上映会「生きている地球の記録」が2021年7月18日(日)に開催されます。今年から生命館地下2階のサイエンスホールが、「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」と共用となったため、定員が120名で1日限りの開催です。

入場には整理券が必要ですので、往復はがきかインターネット(名古屋市電子申請サービス)で申し込みしてください。応募締め切りは7月3日(土)必着、応募者多数の場合は抽選となります。