名古屋市科学館の来館日記(2022.04.07)

2022年4月7日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目から5回目まで一般投影、6回目は休演となっていました。4月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「未来の星空」、ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムですが、4月8日(金)から14日(木)まで、プラネタリウム投影機等の保守点検、調整のため休演になりますのでご注意ください。また、プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室は、コロナ禍の中の平日ですので、お客様は大変少なかったです。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は長らく中止されていましたが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って、開催されています。開館時と12:30に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。

その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方が1名みえました。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。

名古屋市科学館の南側にある白川公園では、久しぶりに「木下サーカス」の公演が行われています。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、1月から「民間宇宙飛行、いよいよ本格始動!」と2月から「軽石のひみつになっています。

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。

<新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型を展示!>

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、3月12日(土)から6月12日(日)まで、春の特別展、気づいたときには食われている!「大地のハンター展」が開催されます。

名古屋市科学館イベント情報誌「アサラスコープ」2022年春号の発行

名古屋市科学館のイベント情報誌「アサラスコープ」の2022年春号が発行されました。「アサラスコープ」の発行は、名古屋市科学館のマスコットキャラクタ「アサラ」の大事な任務です。

今回の「アサラスコープ」では、名古屋市科学館の春の特別展「大地のハンター展」と、名古屋市科学館のとりくみなどが紹介されています。

特別展「大地のハンター展」

特別展「大地のハンター展」は、理工館地下2階イベントホールで2022年3月12日(土)から6月12日(日)まで開催されています。

この展覧会では、動物が生きていくために必要な営み「捕食(捕らえて食べる)」に着目し、ハンターの起源や顎と歯の新化、ユニークなハンティングテクニックの展示を通じて、地球上に生息する多様な陸のハンターの世界が紹介されています。国立科学博物館が誇る貴重な標本のコレクションを中心に、大型のワニやヘビ、ネコ科の哺乳類、フクロウなどの鳥類、ハチなどの昆虫類をはじめとする多彩な標本が展示されています。

科学館ではこんなことしています!

理工館6階の「話題の科学」のコーナーでは、「最先端の科学」が取り上げられています。科学の各分野でホットな話題だ紹介されますので必見です。現在は「民間宇宙飛行、いよいよ本格始動!」と「軽石のひみつ」が紹介されています。数か月ごとに話題が変わっていきますので、いろいろな話題を楽しめます。

「土日祝の科学館」では、ものづくりの講座が充実しています。科学工作が楽しめる「ものづくり教室・ひろば」、サッカーロボットを制作する「ロボット工房・教室」、鉱物や化石でインテリアや小物入れを作る「地球工房」などがありますので、興味のある分野を選べます。