名古屋市科学館の来館日記(2019.01.11)

2019年1月11日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館6階「最先端科学とのであい」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1,3回目が小学4年生の学習投影、2,4,6回目が一般投影、5回目は休演となっていました。プラネタリウムの1月のテーマは、「高エネルギー天文学」です。

冬休み明け、平日の午前中とあって、天文館5階と理工館6階は、学習投影で訪れた小学生で一時的ににぎわうものの、一般のお客様は少なかったです。

平日ですので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日ですので、整理券なしで体験できます。

生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

冬休み明け、平日の午前中とあって、開館前の9時頃、南門で開館を待つ方は1名でした。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」と「火星の謎を解く手がかり!鉄のコンクリーションの原因を解明」に更新されています。1月6日の部分日食についても、写真による紹介がありました。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

理工館地下2階のイベントホールでは、11月23日(金)から特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催されます。

イベント情報

高校生による「科学の祭典」2018

高校生による「科学の祭典」2018では、高校生たちが日ごろの研究成果を発表します。高校生はプロの研究者ではありませんが、だからこそ科学を身近なものとして、みなさんに紹介することができます。

高校生による「科学の祭典」2018が開催される2019年1月20日(日)は、 「高校生のための科学の日」になっていて、高校生は観覧料(プラネタリウム・常設展示)も無料となっていますので、高校生の方はぜひ名古屋市科学館に来館してください。当日は、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英先生も来場予定です。

高校生による「科学の祭典」2018の開催日時は2019年1月20日(日)午前10時から午後4時30分まで、開催場所は名古屋市科学館の生命館地下2階サイエンスホールです。

高校生による「科学の祭典」2018に参加している高校は、菊里高校、向陽高校、桜台高校、緑高校、名東高校、工業高校、瑞陵高校です。