名古屋市科学館の来館日記(2018.12.13)

2018年12月13日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1、3回目が小学4年生の学習投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。プラネタリウムの12月のテーマは、「朝はどこからやってくる」です。

平日の午前中ですが、小学4年生の学習投影があるので、理工館4階と生命館4階は、小学生の団体でにぎわっていました。

平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日なので整理券なしで体験できます。

天文館4階のサイエンスステージで行われているサイエンスショーですが、冬場限定の演目「プラスとマイナス静電気」と「ハカセとサンタのメリークリスマス」が始まっています。「ハカセとサンタのメリークリスマス」は、12月15日(土)、16日(日)の3回目、14時と4回目、15時からの開演です。

生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃、南門で開館を待つ方はいませんでした。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「火星の謎を解く手がかり!鉄のコンクリーションの原因を解明」と「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」に更新されています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

理工館地下2階のイベントホールでは、11月23日(金)から特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催されます。

イベント情報

「高校生のための科学の日(2019.1.20)」、高校生は名古屋市科学館の観覧料が無料!

名古屋市科学館では、大学の受験勉強に忙しい高校生にも科学に興味を持ってもらいたいと「高校生のための科学の日」を設けて、高校生や大人も楽しめるイベントが開催されます。

「高校生のための科学の日」は2019年1月20日(日)で、通常、高校生の観覧料は500円(プラネタリウムと常設展示室)、200円(展示室のみ)が必要ですが、この日は観覧料(プラネタリウムと常設展示室)が無料(学生証が必要)となります。

「高校生のための科学の日」の特別イベント

地球深部探査船「ちきゅう」のライブトーク(理工館6階・展示室)

地球深部探査船「ちきゅう」のクルーが、紀伊半島沖の海底2,000mで行っている掘削について展示を見ながら解説してくれます。

電子顕微鏡で小さな生き物を見よう!(生命館5階・生命ラボ)

走査型電子顕微鏡を使って、根粒菌などを中心に植物にかかわる小さな生き物について、試料作成から観察までが体験できます。

モバイルガイドシステムで天文展示室をめぐってみよう!(天文館5階・展示室)

IT技術を駆使したスマホやタブレットのモバイルガイドシステムで、天文展示室の内容を深く体験できます。

「高校生のための芸術の日(2019.1.20)」、高校生は名古屋市美術館の観覧料が無料!
名古屋市科学館で「高校生のための科学の日」・「高校生による科学の祭典2018」が開催されることにあわせて、名古屋市美術館では「高校生のための芸術の日」が開催されます。
「高校生のための芸術の日」が開催される2019年1月20日(日)、名古屋市美術館では、高校生の観覧料(常設展)が無料(学生証が必要)となりますので、高校生の方は名古屋市美術館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。