名古屋市科学館の来館日記(2021.07.29)

2021年7月29日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、生命館5階「生命のひみつ」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目、3回目、5回目が一般投影、2回目と4回目がファミリーアワー、6回目は休演となっていました。7月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「~リニューアル記念~流れ星と火球」、ファミリーアワーは「飛び出せ!星の世界」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室は、コロナ禍の中、平日の午前中ですが夏休み中とあって、プラネタリウムを中心に親子連れのお客様などでにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はいませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、7月から「学芸員、三たび南極に行く」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室ができました!」になっています。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。先月から「コウモリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館2階の「発見処」、に石油を内包した珍しい石「石油含有シリカコンクリーション」が展示されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、7月17日(土)から9月20日(月・祝)まで、人気の特別展「昆虫」が開催されています。

令和3年度・科学創作コンクール作品募集

名古屋市科学館で毎年開催されている科学創作コンクールが今年度も実施されます。科学創作コンクールは、「科学の夢を描く部門」「科学工作部門」「理科自由研究部門」の3部門で、幼児から高校生まで作品の応募ができます。コロナ禍の中ですが、夏休み・おうち時間に科学について考えてみてほどうでしょうか。

名古屋市科学館の科学創作コンクール、作品の募集期間は8月27日(金)から9月3日(金)で、応募作品には「応募票」を貼り付けて、名古屋市科学館へ応募してください(郵送可)。

優秀作品には、「小林名誉館長特別賞」「最優秀賞・優秀賞・入選」「学校賞」「SDGs賞」があり、応募者の方には参加賞が贈られます。