名古屋市科学館の来館日記(2021.11.04)

2021年11月4日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館6階「最先端科学とのであい」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が学習投影、2回目と4回目、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。11月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「国際宇宙ステーション」、ファミリーアワーは「飛び出せ!星の世界へ」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室は、コロナ禍の中ですが緊急事態宣言も解除され、プラネタリウムでは小学6年生の学習投影も始まり、小学生と親子連れのお客様でにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

<極寒ラボ復活のお知らせ!>

コロナ禍で長らく中止となっていた「極寒ラボ」ですが、11月9日(火)から、入場人数を一回につき10名に絞って、開催されそうです。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方はみえませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。

<ミュージアムショップの店内がリニューアルされました!>

名古屋市市科学館のミュージアムショップの店内が、素敵な雰囲気にリニューアルされました。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、9月から「続・新型コロナウイルスーワクチンと変異」と10月から「2021年ノーベル賞になっています。

<新型コロナウイルスの模型が人気!>

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、9月から「続・新型コロナウイルスーワクチンと変異」になっていますが、「新型コロナウイルスの正体がよくわかる模型」が人気です。プラネタリウムの開演を待つ方々が、「新型コロナウイルス模型」を写真撮影していました。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。8月から「スナメリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、9月20日(月・祝)まで、人気の特別展「昆虫」が開催されていますした。次回の特別展は、驚異の肉食恐竜「ティラノサウルス展」で、2021年11月13日(土)からと案内されています。恐竜好きには気になりますね。

名古屋市科学館イベント情報誌「アサラスコープ」2021年秋・冬号の発行

名古屋市科学館のイベント情報誌「アサラスコープ」の2021年秋・冬号発行されました。「アサラスコープ」の発行は、名古屋市科学館のマスコットキャラクタ「アサラ」の大事な任務です。

今回の「アサラスコープ」では、名古屋市科学館の秋・冬の特別展「ティラノサウルス展」と、この冬おすすめの天文現象「ほぼ皆既!部分月食」「ふたご座流星群」などが紹介されています。

特別展「ティラノサウルス展」

特別展「ティラノサウルス展」は、理工館地下2階イベントホールで2021年11月13日(土)から2022年2月13日(日)まで開催されます。ティラノサウルス・レックスは、もっと有名で人気の高い恐竜です。この展覧会では、日本初公開を含む4体のティラノサウルス全身骨格が標本が集められ、最新の学術研究をもとに、その魅力が紹介されます。大迫力のロボット展示や、恐竜が目の前によみがえる映像展示などもあり楽しみですね。

ほぼ皆既!部分月食

2021年11月19日(金)に、もうほとんど皆既月食といってもいいくらいの、とても深い部分月食があります。18時3分前後には皆既月食のときに見られる、月が赤くなる現象も楽しめるということです。名古屋市科学館ではインターネット中継も行うようなので楽しみです。

ふたご座流星群

12月13日から14日の夜にふたご座流星群が見られます。今年は月明かりがありますので見られる流れ星の数は少なくなります。街中では1時間に5~10個程度、次々に飛ぶわけではないので、星座をたどりながら気長に待ちましょう。