名古屋市科学館の来館日記(2018.08.09)

2018年8月9日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」と生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、猛暑日の「晴れ」で、来館時間は9時30分から~12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、夏休みとあって、1、3、5、6回目が一般投影ですが、2、4回目がファミリーアワーとなっています。プラネタリウムは大変人気がありますが、夏休みの平日なので、昼頃でも6回目は空席がありました。

猛暑日ですが、夏休みとあって、午前中にもかかわらず、理工館4階と生命館4階は一般の方や親子連れの方などでにぎわっていました。

夏休みなので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了してしまいますので、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」ですが、夏休み中の平日は整理券が必要ですので、理工館4階のエスカレータ横にある「放電ラボ」の整理券配布所で、整理館をゲットしましょう。

天文館4階のサイエンスステージで行われているサイエンスショーですが、8月から、夏場限定の「夏祭り屋台サイエンス」という演目が始まっています。今週は毎日、3回目、14時からの開催です。また、新演目の「サイエンスショッピング」は、8月13日(月)の5回目、16時からの開催となっています。

生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となっていましたが、6月12日(火)から夏場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

きょうは平日の午前中ですが、夏休み期間とあって、開館前の9時頃には、100人くらいの方が、北門で開館を待っていました。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」のゾーンの展示が更新されました。今年は、「15年ぶりに火星が地球に大接近する。」ということで、「金井宇宙飛行士ISS長期滞在」の展示が、「火星大接近」という展示に更新されています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

特別展は、7月14日(土)から、「名探偵コナン・科学捜査展」が始まっています。大変人気のある特別展で、開幕早々は1~2時間待ちの状況でしたが、少し落ち着いて、平日であれば、待ち時間なしで入場できるようになりました。特別展関連のグッズ売場は、理工館地下2階のイベントホールにありますが、特別展会場の外になっていますので、特別展に入場しない方でもグッズの購入ができます。

イベント情報

公開講座「集中豪雨・知る、診る、備える」

日本中で集中豪雨がつずいていますが、日本気象学会中部支部主催の公開講座が開催されます。この公開講座は、名古屋気象台と名古屋市科学館が共催、名古屋大学宇宙地球環境研究所、日本気象協会中部支部、日本気象予報士会東海支部が後援しています。

公開講座「集中豪雨・知る、診る、備える」の開催日時は、8月24日(金)の13時からで、開催場所は名古屋市科学館の生命館地下2階のサイエンスホールです。

集中豪雨の発生メカニズムや最新の予測技術、減災のための防災気象情報伝達の取り組みなどに興味のある方は是非参加してください。

定員は300名ですが、高校生以上の方となっています。公開講座「集中豪雨・知る、診る、備える」の受講料は無料ですが、名古屋市科学館の入館料が必要です。