名古屋市科学館の冬の特別展は「スイーツ展」です。科学館で「スイーツ」というと不思議な感じがしますが、「スイーツ」にも科学が詰まっています。
「スイーツ」の材料になる砂糖のことや、スイーツを食べると不思議としあわせな気分になるのはどうしてでしょう。「スィーツ展」で、その秘密を探してみましょう。
「スイーツ展」では、本物のお菓子の展示もありますが、芸術作品のような美しいお菓子や、コレクションとして飾っておきたい小さなお菓子も展示されています。
「お菓子の王国に住む謎のネコ」と一緒に「お菓子の王国」を探検してみましょう。
特別展「スイーツ展」の開催期間は、2018年11月23日(金・祝)から2019年2月11日(月・祝)まで、開催場所は名古屋市科学館・理工館地下2階イベントホールです。
名古屋市科学館の「スイーツ展」
名古屋市科学館の「スイーツ展」の会場は、「カワイイ&ファンタジー」の世界観でつくられた、「お菓子の王国」になっています。会場の案内役は、「お菓子の王国に住む謎のネコ」です。
このネコと一緒に、8つのゾーンにわかれた「お菓子の王国」で、スイーツに詰まったいろいろな「?(はてな)」を探しに出かけましょう。
Zone1「プロローグ&お菓子の王国」
「スイーツ展」のZone1は、「プロローグ&お菓子の王国」で、巨大なキャンディアーチをくぐって、「お菓子の王国」の旅がはじまります。
Zone2「考える人のチョコレート屋さん」
「スイーツ展」のZone2は、「考える人のチョコレート屋さん」で、<考える人>のチョコレートがお出迎えです。カカオからチョコレートができるまでが映像で紹介されています。
パティスリーヴィヴィエンヌ柾谷哲郎さんのボンボンショコラ(本物)の展示もあります。
Zone3「魔女のケーキ屋さん」
「スイーツ展」のZone3は「魔女のケーキ屋さん」で、店内には、ほうきに乗った魔女のシルエットが映し出されています。
人気パティシエ辻口博啓さん始め、有名パティシエ直筆ケーキのデザイン画や、アンティークなお菓子の型などが展示されています。
Zone4「マルシェ」
「スイーツ展」のZone4は、「マルシェ」で、スイーツに欠かせない砂糖の「?(はてな)」が紹介されています。
マカロンで作った、マカロンタワー(本物)も展示されています。
Zone5「お菓子の図書館」
「スイーツ展」のZone5は、「お菓子の図書館」で、「ぐりとぐら」、「ヘンゼルとグレーテル」など、お菓子にまつわる絵本やおしゃれなスイーツの洋書が並んでいます。
Zone6「どうぶつの森」
「スイーツ展」のZone6は、「どうぶつの森」で、現代アート界のスイーツ王子・スイーツデコアーティストである、渡辺おさむさんのアイデアと技術がつまった動物たちが大集結しています。
Zone7「お菓子のおうち」
「スイーツ展」のZone7は、「お菓子のおうち」で、「どうぶつの森」を通り抜けると、目の前に、誰もが子どものころ憧れた<お菓子の家(本物)>あらわれます。
パティシエ辻口博啓さんを始めとしたパティシエが考える、「本物のお菓子の家」や「ミニチュアお菓子の家」が展示されています。
ミニチュアアーティスト田中智さんが「スイーツ展」のために制作した「お菓子の家」のオリジナルも展示されています。
Zone8「小さなお菓子の世界」
「スイーツ展」のZone8は、「小さなお菓子の世界」で、今、注目の人気ミニチュアアーティスト田中智さんの小さな小さなお菓子の世界が紹介されています。直径1.8cmmのタルトケーキ、こんなに小さいのに本物そっくりで驚きのクオリティ、ぜひその目で確かめてください。
グッズショップ
特別展会場を出ると、特別展「スイーツ展」関連のグッズの販売コーナーがあります。グッズ売場は特別展に入場しなくても入ることができますので、特別展「スイーツ展」関連のグッズを見たい、購入したい方は、理工館地下2階のイベントホールの覗いてみてください。
「スイーツ展」の見どころ
「スイーツ展」の見どころは、芸術作品ともいえる「お菓子のアート」、パティシエの直筆画、子どものころ夢見た「本物のお菓子の家」などです。
「スイーツ展」では、「スイーツデコアートの渡辺おさむさん」と「ミニチュアアーティスト田中智さん」の作品が目を引きます。
「本物のお菓子」は、「Zone2のボンボンショコラ」、「Zone4のマカロンタワー」、「Zone7のお菓子の家」です。
「科学館らしい展示」は、「Zone4(マルシェ)にある、砂糖の<栄養>、<製造工程>、<種類>の解説」です。