観覧者数で第1位は名古屋市科学館のプラネタリウム(WBSの「白熱!プラネタリウムランキング」で紹介)

名古屋市科学館

雨でも星空が見られるプラネタリムは、子どもから大人まで楽しめるたいへん人気のある施設です。日本には300以上のプラネタリウムがあり年間800万人もの方が楽しんでいます。日本プラネタリウム協議会では、毎年プラネタリウムの年間観客数ランキングを発表しています。
先日、「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の番組で、2015年度の資料を基にプラネタリウムの年間観客数ランキングを発表していました。第1位は、やはり世界最大の35mドームを有する名古屋市科学館のプラネタリウムでした。ランキング上位のプラネタリウムについての情報も放送されたので紹介します。

観覧者数によるプラネタリムランキング

観覧者数によるプラネタリムランキングは、WBS(ワールドビジネスサテライト)では2015年度の確定集計で放送されましたが、日本プラネタリウム協議会の2016年度の速報集計でも同じ順位です。

第1位 名古屋市科学館(愛知県名古屋市)
第2位 コニカミノルタプラネタリウム「天空」(東京都・東京スカイツリー内)
第3位 大阪市立科学館(大阪府大阪市)
第4位 コニカミノルタプラネタリウム「満天」(東京都・池袋サンシャインシティ内)

正統派の名古屋市科学館・大阪市立科学館とエンタテイメント派のコニカミノルタの2強が順位を分けています。

正統派のプラネタリウム

正統派プラネタリウムの名古屋市科学館と大阪市立科学館では、プラネタリウム内に限りなく本物に近い星空を再現し、生解説でわかりやすく星空を解説するスタイルです。公立の科学館ですので学習に重点を置いています。

エンタテイメント派のプラネタリウム

エンタテイメント派プラネタリウムのコニカミノルタでは、癒しとエンタテイメント性に重点を置いています。プラネタリウム内で映画のようにストーリー性のあるプログラムやアロマを漂わせるなどの手法を使って観覧者を楽しませています。

第1位 名古屋市科学館(愛知県名古屋市)

名古屋市科学館のプラネタリウムは、2011年のリニューアルで世界最大の内径35mのドームになり、世界一のスケールの星空が楽しめるプラネタリウムです。プラネタリウム内に限りなく本物に近い星空を再現し、学芸員の生解説でわかりやすく星空を解説します。リニュアルで星々の間を抜けて宇宙旅行が体験できるようなエンタテイメント性も付加され、すばらしいものとなっています。入館料は大人800円です。

プラネタリウムの概要  プラネタリウムのひみつ

第2位 コニカミノルタプラネタリウム「天空」(東京都・東京スカイツリー内)

コニカミノルタプラネタリウム「天空」は、プラネタリウム内にアロマを流し、きれいな星空と癒しとエンタテイメント性に重点を置いたプラネタリウムで、大人の観覧者を対象にしています。「天空オリジナルアロマ」も販売していて、人気のお土産品になっています。入館料は席に応じで異なり、大人1,500円からです。

第3位 大阪市立科学館(大阪府大阪市)

大阪市立科学館は、日本で初めてプラネタリウムを導入した科学館で50年以上の歴史があります。最先端のことをわかりやすく伝えることに重点を置いています。星空や夜空を見上げ、宇宙を考えるきっかけになってくれればうれしいとの思いでプラネタリウムを運営しています。入館料は大人600円です。

第4位 コニカミノルタプラネタリウム「満天」(東京都・池袋サンシャインシティ内)

コニカミノルタプラネタリウム「満天」は、最新鋭の光る投影機、インフィニウムシグマ(infinium ∑)を装備しています。5席限定ですが寝そべりながら鑑賞できる席もあり、リラックスしてプラネタリウムを楽しむことができます。プラネタリウムのプログラムも映画のようなストーリー性のあるものが楽しめます。入館料は席に応じで異なり、大人1,500円からです。