名古屋市科学館は、ギネス世界記録に認定された世界最大の直径35mのドームに設置されたプラネタリウムを始め放電ラボや極寒ラボなどの大型展示が目を引きますが、その他の展示物も200点以上もあります。
名古屋市科学館の生命館4階は「人体のふしぎ」というテーマのフロアーで、自分自身の「からだ」のふしぎさ・大切さについて学ぶことができます。このフロアーで2019年に新たに加わった「受精から出産まで」という展示品では、「赤ちゃんが母体の中でどのように成長するのか。」を学ぶことができます。
生命館4階の2019年に新たに加わった「受精から出産まで」という展示品
名古屋市科学館の生命館4階「人体のふしぎ」というテーマのフロアーに、2019年に新たに加わった展示品は、フロアー奥の壁面に並んでいます「受精から出産まで」という展示品は右側の一番目のつくところに配置されています。この展示品では、「赤ちゃんが母体の中でどのように成長するのか。」を学ぶことができます。
「受精から出産まで」という展示品は、壁面に設置されている「ディスプレイの下の押しボタンスイッチ」を押すと、「精子と卵子が受精し、母体の中で成長し、赤ちゃんとして出産する過程」をビデオで学習することができます。展示品が設置されている壁面には、男性と女性の生殖器が図示されていますが、ビデオを見ながら幼児とお母さんが「あなたもあんなに小さかったのよ。」とか「あなたが胎児だった時の超音波画像を見せてあげる。」などと会話している姿は、ほほえましい限りです。
「受精から出産まで」という展示品では、「ヒト一人のもとになる細胞は?」「いつ一人のヒトができはじめるの?」「子宮の中はいつも同じなの?」「赤ちゃんは子宮の中で息や食べ物はどうしているの?」「どうして赤ちゃんは生まれると泣くの?」などを知ることができます。あなたも胎児だった頃の成長過程を「受精から出産まで」という展示品で確認してみてはいかがでしょうか。