名古屋市科学館の来館日記(2021.05.27)

2021年5月27日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「雨」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が幼児投影、2回目と5回目が一般投影、4回目と6回目は休演となっていました。5月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「~リニューアル記念~宇宙からみる皆既月食」ですが、5月29日から「~リニューアル記念~天の川のすがた」にかわります。ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室ですが、コロナ禍の中、平日の午前中ですので、お客様は大変少なかったです。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はいませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、4月から「名古屋港にヒアリ侵入!」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室ができました!」になっています。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。先月から「コウモリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館2階の「発見処」、に石油を内包した珍しい石「石油含有シリカコンクリーション」が展示されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月に「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、3月20日(土・祝)から6月6日(日)まで、特別展「ノーベル賞受賞100年記念・アインシュタイン展」が開催されています。是非ご覧ください。

特別講演会「街の中で見つかる・すごい石」

コンクリート工学年次大会2021(名古屋)の特別講演会が、「Zoomによるライブ配信」でおこなわれます。日時は、7月8日(木)15:45~17:00です。後援者は愛知大学・教授の西本昌司さんですが、昨年度まで名古屋市科学館で学芸員をされていました。「石」に大変造詣が深く、街の中でも「すごい石」を見つけてしまう方です。

「石の街」を知れば、街歩きがもっと楽しくなる!石に注目して街を歩けば、その美しさ・多様さに気づきます。この講演会では、石めぐりをしたくなるような東京と東海地方をつなぐ石材トリビアが紹介されます。

この特別講演会の参加費は無料(一般参加可)となっていますので、「石」に興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。