名古屋市科学館の来館日記(2021.04.23)

2021年4月23日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、生命館5階「生命のひみつ」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、2回目から5回目が一般投影、1回目と6回目は休演となっていました。4月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「~リニューアル記念~宇宙からみる皆既月食」、ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室ですが、コロナ禍の中、平日の午前中ですので、お客様は大変少なかったです。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はいませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、「名古屋港にヒアリ侵入!」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」になっています。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。先月から「コウモリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館2階の「発見処」、に石油を内包した珍しい石「石油含有シリカコンクリーション」が展示されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月に「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、3月20日(土・祝)から特別展「ノーベル賞受賞100年記念・アインシュタイン展」が開催されています。是非ご覧ください。

第41回古川為三郎サイエンス講演会「地下から探る宇宙の始まりの謎」

名古屋市科学館で毎年開催されている古川為三郎サイエンス講演会ですが、今回で41回目となります。今回のテーマは「地下から探る宇宙の始まりの謎」で、宇宙の始まりビッグバンに、岐阜県神岡やイタリアの地下で進むニュートリノ実験など、見えない粒子から迫る最新の研究についてのお話です。講師は、名古屋大学宇宙地球環境研究所・素粒子宇宙起源研究所教授の伊藤好孝先生です。

第41回古川為三郎サイエンス講演会「地下から探る宇宙の始まりの謎」の開催日時は2021年6月5日(土)14:30~16:00(14時開場)で、開催場所は名古屋市科学館・生命館地下2階のサイエンスホールです。定員は100名(応募者多数の場合は抽選)で、高校生以上の方は科学館観覧料が必要です。申し込みはインターネット(名古屋市電子申請サービス)からとなっていて、締め切りは5月17日(月)です。

名古屋市科学館のサイエンスホールですが、「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしてホールの客席が減りましたが、快適なホールとしてリニューアルされています。新しいサイエンスホールをお楽しみください。