名古屋市科学館の来館日記(2022.03.11)

2022年3月11日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館3階「技術のひろがり」、生命館3階「生活のわざ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が学習投影、2回目と4回目、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。3月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「未来の星空」、ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムですが、2021年1月にリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。また、プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室は、コロナ禍の中ですが、学習投影で来館された小学生などでにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は長らく中止されていましたが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って、開催されています。開館時と12:30に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。

その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はみえませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、1月から「民間宇宙飛行、いよいよ本格始動!」と2月から「軽石のひみつになっています。

<ボーリングコアが新しいものに!>

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、3月12日(土)から6月12日(日)まで、春の特別展、気づいたときには食われている!「大地のハンター展」が開催されます。

あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室

名古屋市科学館の生命館地下2階「サイエンスホール」内に昨年3月から、「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。この記念室は、愛知県ゆかりのノーベル賞受賞者とその研究を紹介する展示室で、受賞研究にまつわる体験型展示や実験ブースもあり、意外と楽しめる場所となっています。

「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」は、生命館地下2階ということや「記念室」などのネーミングで、足が向きにくいのですが、「ノーベル賞体験展示」や「実験ブース」が大変面白く、名古屋市科学館の穴場となっています。

「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」は、名古屋市科学館の観覧料のみで入室できますので、是非お立ち寄りください。

「サイエンスホール」でイベント等が開催される場合は、「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」が一時的に閉鎖されますのでご注意ください。