名古屋市科学館の来館日記(2023.01.26)

2023年1月26日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館3階「技術のひろがり」、生命館3階「生活のわざ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1、3回目が小学校4年生の学習投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。1月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「火星接近?」、ファミリーアワーは「火星の旅」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。

常設展示室は、小学4年生の学習投影もあり、多くの小学生と中学生でにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」ですが、入場人数を一回につき10名に絞って開催されています。平日は開館時と13:00に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。

その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方みえませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。

各フロアーの状況

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、10月下旬から「くり返す電力ひっ迫にせまる!」、12月下旬から「名古屋市科学館でSDGsをかんがえるになっています。

<名古屋市科学館でSDGsをかんがえる>

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。

理工館3階「技術のひろがり」ゾーンの「ものづくり広場」に、「2022.7開催ロボカップ世界大会・ジュニア部門」優勝のサッカーロボットが展示されています。

<2022年ロボカップ世界大会・優勝ロボット>

天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、昨年打ち上げられた宇宙望遠鏡、「ジェームズウェブ宇宙望遠鏡」の解説が追加されています。

生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」が「食われるだけじゃない生き物」に変わっています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。今月から、「新型コロナウイルスのスパイクとヒト細胞の結合模型」が追加されました。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
また、「環境とくらし」ゾーンにあるツンドラの衣装が、9月中旬に「毛皮のアノラック」から南極観測隊の防寒着」に代わっています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、2022年12月03日(土曜日)から 2023年02月19日(日曜日)まで、特別展「やってみた展 カラダで学ぶ遊園地」が開催さています。
素朴な展示の中に最新のAI技術が垣間見れる展示となっていますので、是非ご覧ください。

特別展「スケスケ展~スケると見える仕組みの世界~」(2023.3.18~6.11)

名古屋市科学館で開催される特別展は、大変人気のあるイベントです。現在は、特別展「やってみた展 カラダで学ぶ遊園地」が開催されていますが、次回の特別展のアナウンスがありました。
次回の特別展も少し地味な印象を受けますが、特別展「スケスケ展~スケると見える仕組みの世界~」です。

この展覧会では、最新の映像技術を用い様々な構造物や生物の外側と内側の機能・仕組みをスケる(透ける)を通して紹介しています。デジタル技術を用いたスケる体験や、骨格模型、透明標本の展示などを通じて、外と内の関係性を感じたり意外な発見があったりと「見えない部分を見てみたい」という好奇心をくすぐります。

特別展「スケスケ展~スケると見える仕組みの世界~」の開催日時は、2023年3月18日(土)から6月11日(日)9時30分から17時(入場は16時30まで)です。
開催場所は、名古屋市科学館の理工館地下2階イベントホールです。

最新のデジタル技術が堪能できそうですので、是非ご覧ください。