名古屋市科学館の来館日記(2018.10.25)

2018年10月25日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館6階「最先端科学とのであい」、理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は「秋晴れ」で、来館時間は9時30分から~12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目が小学6年生向けの学習投影、2、3、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。プラネタリウムの10月のテーマは、「渦巻く銀河」です。

平日の午前中ですが、プラネタリウムで小学6年生の学習投影があるので、天文館5階、理工館6階、理工館5階、生命館5階は10時ごろから小学生の団体で大変賑やかでした。一般の方はプラネタリウムの観覧をする方が中心でした。

平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日なので整理券なしで体験できます。理工館3階「竜巻ラボ」の10月は、「ハロウィン」仕様の飾りが付けられて、ラボ内が華やかになっています。

生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となっていましたが、6月12日(火)から夏場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですが、開館前の9時頃には、数人の方が、北門で開館を待っていました。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「2018年ノーベル賞受賞」と「長良隕石」に更新されています。 「長良隕石」は、本物が11月4日(日)まで、生命館2階「地球のすがた」に展示されていますので是非ご覧ください。また「長良隕石」の展示の中で、最近、小牧市に落下した「小牧隕石(仮称)」についても紹介されています。

理工館3階の「創造のひろば」では、10月27日(土)まで「日本学生科学賞愛知県展」の入賞作品展が開催されていますので、お立ち寄りください。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

理工館地下2階イベントホールで開催されていた特別展、「名探偵コナン・科学捜査展」は、科学館の特別展では過去最高の18万人の入場者となり、大好評でしたが、9月24日(月・祝)で終了しています。
理工館地下2階イベントホールでは、11月3日(土・祝)から企画展「私の南極展」、11月23日(金)からは特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催予定となっています。

イベント情報

秋の理工館地下2階イベントホールでの催しは、企画展「私の南極展」、特別展「SWEETS(スイーツ展)」です。

企画展「私の南極展」

名古屋市科学館の学芸員が独自に企画をして実施されるのが「企画展」です。「特別展」と比較すると規模は小さいのですが、担当学芸員が力を入れて企画するので、「山椒は小粒でもピリリと辛い。」という非常に良い展示会となることが多いです。

企画展「私の南極展」は、名古屋市科学館で2回、夏の南極観測隊に参加している学芸員の企画なので、南極での気象観測以外に、南極での日常生活なども知ることができて面白いのではないかと期待しています。

企画展「私の南極展」は、11月3日(土・祝)から11日(日)の開催で、入場は「無料(高校生以上は名古屋市科学館の入館料が必要)」となっていますので、是非ご覧ください。

特別展「SWEETS(スイーツ展)」

秋から冬にかけての「特別展」は、「なぜ、スイーツは人々を幸せな気持ちにさせるのか?」という、変わった切り口の特別展「SWEETS(スイーツ展)」です。

特別展の会場全体を「お菓子の王国」に見立てたカワイイ&ファンタジーの世界観の中で、スイーツにつまったいろいろな”?(はてな)”を解明するようです。
会場の案内役はお菓子の王国に住む謎のネコ、このネコと一緒にお菓子の王国を探検するという設定になっています。


(Sweets(スイーツ展)のパンフレットより)

特別展「SWEETS(スイーツ展)」は、名古屋市科学館と中京テレビ放送が主催、読売新聞社が共催し、2018年11月23日(金・祝)から2019年2月11日(月・祝)までの開催です。

あなたも、「お菓子の王国」を巡りながら、お菓子に詰まっている、「いろいろな”?(はてな)”」を、お菓子の王国に住む謎のネコと一緒に解明していきましょう。