名古屋市科学館の来館日記(2023.07.13)

2023年7月13日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1、2回目が幼児投影、3、4、5回目は一般投影、6回目は休演となっていました。7月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「宵の明星・金星/流れ星がみたい」、ファミリーアワーは「とびだせ!星の世界へ」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。

常設展示室は、午前中のプラネタリウムが幼児投影となっているので、幼児の方中心ににぎわっていました。

新型コロナウイルス感染症も感染症法上の位置付けが5類感染症になり、実演実験のスケージュールも平常時に戻っています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。5月20日(土)から夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日の午前中あって、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方はみえませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。

各フロアーの状況

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、4月下旬から「ジーンズ150周年」、昨年の12月下旬から「名古屋市科学館でSDGsをかんがえるになっています。

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、今月から「ベーリング海とインド洋のボーリングコア」に更新されています。

天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、昨年打ち上げられた宇宙望遠鏡、「ジェームズウェブ宇宙望遠鏡」の解説が追加されています。

生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」が「食われるだけじゃない生き物」に変わっています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。今月から、「新型コロナウイルスのスパイクとヒト細胞の結合模型」が追加されました。また、「人体ニュース」という掲示板で、「新型コロナウイルス」を詳しく紹介しています。

理工館3階「技術のひろがり」ゾーンの「ものづくり広場」に、「2022.7開催ロボカップ世界大会・ジュニア部門」優勝のサッカーロボットが展示されています。また、SDGsに関するコーナーもあります。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
また、「環境とくらし」ゾーンにあるツンドラの衣装が、9月中旬に「毛皮のアノラック」から南極観測隊の防寒着」に代わっています。アクリルパネルの保護版がつきました。

生命館2階の「地球のすがた」フロアーの「地球工房」のコーナーに、「北海道石」の展示がお目見えしました。2023年5月に北海道鹿追町で採取されたオパールに含まれる鉱物が新種として承認され、産地にちなんで「北海道石」と命名されたものです。

<北海道石>

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、2023年7月15日(土)から 9月18日(月・祝)まで、特別展「ネコ~にゃんと!クールなハンターたち~」が開催されています。

第43回・古川為三郎サイエンス講演会

名古屋市科学館で、長く続いている「古川為三郎サイエンス講演会」ですが、今回は「ペロブスカイト太陽電池」です。「次世代の太陽電池」として期待されているペロブスカイト太陽電池の開発者・宮坂力教授がそのしくみ、開発秘話、将来の展望を語ってくれます。
はたして、「ペロブスカイト太陽電池」は切迫するエネルギー問題の救世主になってくれるのか?
興味深いですね。

第43回・古川為三郎サイエンス講演会の開催は令和5年8月11日(金・祝)14:00~15:30、会場は名古屋市科学館・地下2階サイエンスホールとなっています。
入場は無料(科学館の入館には所定の観覧料が必要)で定員は200名(応募者多数の場合は抽選)です。
申込は「インターネット(名古屋市電子申請サービス)」又は「往復はがき」となっていて、締切は8月3日(木)です。