あなたはどれだけ集中して細かい文字が書けるのか?名古屋市科学館の新展示品「ミクロの文字を書いてみよう」で「極小文字」に挑戦してみよう!

名古屋市科学館は、ギネス世界記録に認定された世界最大の直径35mのドームに設置されたプラネタリウムを始め放電ラボや極寒ラボなどの大型展示が目を引きますが、その他の展示物も200点以上もあります。

名古屋市科学館の生命館4階は「人体のふしぎ」というテーマのフロアーで、自分自身の「からだ」のふしぎさ・大切さについて学ぶことができます。このフロアーで2019年に新たに加わった「ミクロの文字を書いてみよう」という展示品では、「自分がどれだけ集中して細かい文字が書けるのか。」に挑戦することができるんです。

生命館4階の2019年に新たに加わった「ミクロの文字を書いてみよう」という展示品

名古屋市科学館の生命館4階「人体のふしぎ」というテーマのフロアーに、2019年に新たに加わった展示品は、フロアー奥の壁面に並んでいます。「ミクロの文字を書いてみよう」という展示品は中央に展示されています。この展示品では、拡大された「記入用紙」を見ながら、「どれだけ集中して細かい文字を書くことができるか。」に挑戦することができます。

「ミクロの文字を書いてみよう」という展示品では、備え付けの「記入用紙」をテーブルの所定の位置に置くと、正面の液晶パネルに拡大された「記入用紙」表示されます。拡大された「記入用紙」をみながら、手元の「記入用紙」に「ここはどこでしょう?」と「いまなんじでしょう?」という質問の回答を記入します。「記入用紙」の記入欄が非常に小さいので、なかなか上手に文字が記入できませんが、集中して「極小文字」の記入に挑戦してみてください。

どうですか。「極小文字」を書くには、脳と手や腕を総動員しないと上手に書けませんよね。。「極小文字」を書いた「記入用紙」は所定の回収箱で回収されますが、そのまま廃棄されているようなので、「記念に持ち帰りたい。」と申し出れば、持ち帰ることができるかも?

ヒトが字を書くとき、脳のどこが働いているのでしょうか。

ヒトが字を書くとき、脳では、目で見たものをとらえ、記憶と突き合わせて「知っている字」であることを判断し、問題内容を理解して答えを導き出し、その文字の形を思い浮かべ、ひとつづつ書きながら同時に目でとらえ、力の入れ方や体の位置を変えて完成させます。脳のいろいろなところが働いているんですね。