2019年1月23日(水)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1,3回目が小学4年生の学習投影、2,4,5、6回目が一般投影となっていました。プラネタリウムの1月のテーマは、「高エネルギー天文学」です。
平日の午前中ですが、理工館4階と生命館4階は、学習投影で訪れた小学生と中学生の団体を中心ににぎわっていました。
平日ですので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日ですので、整理券なしで体験できます。
生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
平日の午前中とあって、開館前の9時頃、南門で開館を待つ方は2名でした。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」と「火星の謎を解く手がかり!鉄のコンクリーションの原因を解明」に更新されています。1月6日の部分日食についても、写真による紹介がありました。
名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示が更新され、「ボタルの光の最新研究」の展示になっていました。
名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。
名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。
名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。
平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品の「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。
屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。
理工館地下2階のイベントホールでは、11月23日(金)から特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催されます。
イベント情報
第60回地球教室「鉱物をさがそう!」
2005年から継続している、地学系のフィールドセミナーとなる、第60回地球教室「鉱物をさがそう!」が開催されます。主催は名古屋大学博物館と名古屋市科学館で、愛知大学名古屋一般教育研究室と蒲郡市生命の科学館が協力しています。
今回は「鉱物をさがそう!」と題して、鉱物の性質について学習し、鉱物の採集と鑑定をします。鉱物好きの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
第60回地球教室「鉱物をさがそう!」の開催日時は2月23日(土)14:00~16:30、24日(日)9:00~16:00の2日間のセットになります。定員は一般の方30名ですが、3年生以上の小学生は保護者同伴であれば参加できます。参加費は1名あたり1,000円です。
第60回地球教室「鉱物をさがそう!」の申込は、往復はがきに所定の事項を記入して、名古屋大学博物館あて送付してください。申込締切は2月4日(月)で応募者多数の場合は抽選となります。