先日、公益社団法人日本電気技術者協会中部支部主催の「リニア・鉄道館のバックヤード見学会」に参加しました。その時、1階の「車両展示室」右手に、線路の延長が1kmもある巨大な「鉄道ジオラマ」を見つけましたので紹介します。
この「鉄道ジオラマ」は、鉄道模型の走る姿を見ながら、東京・大阪間の沿線風景が楽しめる優れものです。沿線風景には隠れキャラや、沿線とは少し離れた伊勢神宮なども登場し、遊び心も満載です。
毎時、00分と30分には、「鉄道ジオラマ」のガイドさんが、模型の走行に合わせて楽しくて、役に立つ説明をしてくれますので必見です。リアルな「鉄道ジオラマ」は、朝から深夜までの人々の生活や、鉄道の夜間作業などの紹介もあり、有意義な20分間を堪能できます。
「リニア・鉄道館」の鉄道ジオラマ
「リニア・鉄道館」の「鉄道ジオラマ」は、HOゲージの鉄道模型を活用した、日本最大級の面積を誇るジオラマです。このジオラマでは、東海道新幹線沿線の代表的な建物や情景、日常的な人々の様子を精緻に再現しています。
ジオラマの中を、超電導リニア、700系やN700系新幹線、在来線など、JR東海を代表する歴代の模型車両が駆け巡ります。朝から深夜の夜間作業まで、「鉄道の24時間」をジオラマの世界で楽しむことができます。
「鉄道ジオラマ」の様子が、YouTubeに投稿されていますので紹介します。
「リニア・鉄道館」の鉄道ジオラマ/東京から名古屋を旅する
東京タワー、横浜の中華街、静岡の茶摘み、名古屋駅のツインタワーや名古屋モード学園のスパイラルタワーが目につきますが、実は名古屋城や熱田神宮なども近くに再現されています。
「リニア・鉄道館」の鉄道ジオラマ/名古屋から関西を旅する
京都の清水寺、奈良東大寺の五重の塔などもでてきますね。三重県は東海道新幹線が通っていませんが、名古屋近郊ということで、伊勢神宮なども入っています。大阪城や太陽の塔、甲子園球場も再現されています。
「リニア・鉄道館」の鉄道ジオラマ/リアル!?な風景
このジオラマには、いくつかの隠れキャラがいます。例えば、童話の赤ずきんちゃん、三匹の子豚、また昔話の花さか爺さん、浦島太郎、金太郎、それにサンタクロースとトナカイなどです。
ほかにも少しマニアックですが、江戸時代に大凧に乗って名古屋城の金シャチのウロコを奪ったという盗賊・柿木金助(かきのき きんすけ)などもでてきます。
恐竜など、現代にはあり得ない人物が隠れキャラとして登場しています。この動画にも隠れキャラが登場していますので、チェックしてみてください。