名古屋市科学館の来館日記(2022.11.02)

2022年11月2日(水)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1、3回目が小学校6年生の学習投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。11月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「皆既月食の魅力」、ファミリーアワーは「火星への旅」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。

常設展示室は、小学6年生の学習投影もあり、多くの小学生と中学生でにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」ですが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って開催されていましたが、7月からは開催回数が増えています。開館時と13:00に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。

その他の実演・実験については縮小して実施されていましたが、7月からは開催回数が増えています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方みえませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。

各フロアーの状況

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、10月下旬から「くり返す電力ひっ迫にせまる!」「2022年ノーベル賞」になっています。

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。

天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、昨年打ち上げられた宇宙望遠鏡、「ジェームズウェブ宇宙望遠鏡」の解説が追加されています。

生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」が「食われるだけじゃない生き物」に変わっています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。今月から、「新型コロナウイルスのスパイクとヒト細胞の結合模型」が追加されました。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
また、「環境とくらし」ゾーンにあるツンドラの衣装が、9月中旬に「毛皮のアノラック」から南極観測隊の防寒着」に代わっています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、10月29日(土)から11月20日(日)まで、企画展「名古屋市科学館60年のあゆみ」が開催さています。
名古屋市科学館60年のあゆみと、これからの科学館についてどうなっていくのかがうかがえる展覧会ですので、是非ご覧ください。

<企画展「名古屋市科学館60年のあゆみ」>

特別展「やってみた展ーカラダで学ぶ遊園地ー」

名古屋市科学館の冬の特別展は「やってみた展ーカラダで学ぶ遊園地ー」です。科学館の原点を見つめて、「体験すること」は「学ぶ」こと!を追及した展覧会になっています。
パンフレットから受ける印象は「手作り感満載」の非常に面白そうな展覧会になりそうです。

この特別展には、楽しさのなかに学びがつまった、いろいろな「やってみた」体験が大集合しています。「やってみた」体験の学びから自分の”好きなこと”に気づき、新しい自分を発見することを楽しめるデジタル「遊園地」です。

特別展「やってみた展ーカラダで学ぶ遊園地ー」の開催期間は2022年12月3日(土)~2023年2月19日(日)、開催場所は名古屋市科学館・理工館地下2階イベントホールです。

特別展「やってみた展ーカラダで学ぶ遊園地ー」では、「恐竜に会いに行ってみた」、「ドローンを自由に動かしてみた」、「地球を掘ってみた」などの普段は簡単に体験できないことをやってみることができます。

「恐竜に会いに行ってみた」:臨場感あふれるモーションライドに乗って恐竜の世界にタイムスリップ!恐竜ってどんなところに住んでいたのかな?みんなで会いに行ってみよう!

「ドローンを自由に動かしてみた」:現実世界とデジタル空間が融合!リアルなブロック上にAR(拡張現実)技術で描かれたドローンが出現。タブレットを使って、ARドローンのプログラミング操作をおこない、障害物をうまく避けて、上手にゴールを目指そう!

「地球を掘ってみた」:未来の砂場を楽しんでみよう!砂のくぼみを作ると海が出現し、魚が泳ぎ出します。高く積むと山が出現し、時には火山からマグマが噴き出します。次に何をつくれば、どんな変化が起こるのだろう?新しい君だけの地球を作ってみよう!