2022年12月15日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1、3回目が小学校4年生の学習投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。12月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「火星接近?」、ファミリーアワーは「火星の旅」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。
常設展示室は、小学4年生の学習投影もあり、多くの小学生でにぎわっていました。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」ですが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って開催されていましたが、7月からは開催回数が増えています。開館時と13:00に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。
その他の実演・実験については縮小して実施されていましたが、7月からは開催回数が増えています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方みえませんでした。
名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。
名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。
各フロアーの状況
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、10月下旬から「くり返す電力ひっ迫にせまる!」、「2022年ノーベル賞」になっています。
理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。
天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、昨年打ち上げられた宇宙望遠鏡、「ジェームズウェブ宇宙望遠鏡」の解説が追加されています。
生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」が「食われるだけじゃない生き物」に変わっています。
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。今月から、「新型コロナウイルスのスパイクとヒト細胞の結合模型」が追加されました。
生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
また、「環境とくらし」ゾーンにあるツンドラの衣装が、9月中旬に「毛皮のアノラック」から南極観測隊の防寒着」に代わっています。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
令和4年度・高校生のための「科学の日(1/29)」(高校生は無料で入館可)
高校生が楽しめる特別イベント!「高校生のための科学の日(1/29)」が、令和4年度も名古屋市科学館で1月29日(日)に開催されます。高校生はプラネタリウムも無料で入館できますので、名古屋市科学館をもう一度覗いてみようと考えている方は、この機会に是非どうぞ。
「高校生のための科学の日(1/29)」では、高校生が楽しめる4つの特別イベントも開催されます。
1.高校生による科学の祭典
2.当日先着200名様にプレゼントもあります!
配布場所:生命館地下2階サイエンスホール前(なくなり次第終了)
3.出張!名大博物館
名古屋大学博物館で活動する大学生・大学院生が、研究や推しの標本を紹介
4.高校生のための科学館バックヤードツアー
科学館の普段見られない裏側を学芸員やスタッフが紹介
詳細は、「令和4年度・高校生のための科学の日」のチラシをご覧ください。