名古屋市科学館の来館日記(2018.07.05)

2018年7月5日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館5階「物質・エネルギーのせかい」と生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、梅雨空の「雨」で、来館時間は9時30分から~12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と2回目が幼児投影で、6回目が休演です。一般の投影は3,4,5回目の3回でした。

梅雨時の雨という天気で、理工館5階と生命館5階は、プラネタリウムの幼児投影で訪れた幼児などの姿はありましたが、一般の来館者は少なかったです。

平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、早めに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」ですが、平日なので、整理券は必要ありません。

生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となっていましたが、6月12日(火)から夏場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

きょうは平日の午前中ですので、開館前の9時頃に、北門で開館を待つ方はいませんでした。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」のゾーンの展示が更新されました。今年は、「15年ぶりに火星が地球に大接近する。」ということで、「金井宇宙飛行士ISS長期滞在」の展示が、「火星大接近」という展示に更新されました。

火星が地球に最接近するのは7月31日ですが、7月14日(土)からのプラネタリウムのテーマも「火星大接近」になっています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。平成28年度の展示更新で設置された、人気の展示品「食べ物はどこへゆく?」は修理中となっていて使用できません。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

特別展ですが、2018年3月17日(土)から開催されていた「マーベル展」は、6月10日(土)で終了しました。次の特別展は、7月14日(土)から始まる「名探偵コナン科学捜査展」です。
「限定グッズ付前売券」もありますので、お見逃しなく。

イベント情報

平成30年度・科学創作コンクール作品募集

名古屋市科学館の主要なコンクール事業として毎年実施されている「科学創作コンクール」の作品募集の案内が、名古屋市科学館イベント情報誌「アサラスコープ」に掲載されています。

この「科学創作コンクール」は、名古屋市科学館と(株)中日新聞社、(公財)中部科学技術センターとのコラボ企画で、最優秀賞、優秀賞、入選、学校賞の他に「名古屋市科学館の益川名誉館長特別賞」も設定されています。夏休みなどに「科学の夢」を描いた絵画や科学工作、理科の自由研究などの成果をあげた方は是非応募してみてはいかがでしょうか。

作品の募集期間は、8月31日(金)から9月7日(金)まで、表彰式は10月13日(土)です。入賞作品展も10月11日(木)から10月18日(木)までの期間で開催されます。