名古屋市科学館で会計年度科学館展示運営補助員の募集があります。会計年度科学館展示運営補助員は、名古屋市科学館の学芸課で、学芸員などの指導の下に、科学館の展示運営等の補助をする仕事をします。会計年度科学館展示運営補助員は、昨年度までは嘱託職員(展示運営補助員)と呼ばれていましたが、今年度から制度が変わり、名称が変更されました。
名古屋市科学館で働くには、名古屋市人事委員会の試験を受けて「学芸員」として採用されれば、安定収入を得て、定年まで働くことができるのですが、「学芸職」の定員が決まっているので、欠員が出るまで「学芸員」の募集がありません。
名古屋市科学館の会計年度科学館展示運営補助員は、採用期間が1年単位ですが、定期的に募集があり、「学芸員」を目指す方で科学館はどんな仕事をしているのか事前に知っておきたい方や、科学館の展示運営に積極的に携わってみたいと思われる方は、挑戦してみてはどうでしょうか。
名古屋市「会計年度科学館展示運営補助員募集要項」
名古屋市科学館会計年度科学館展示運営補助員募集要項は、名古屋市科学館にありますが、名古屋市のホームページ(市政情報・職員採用情報・会計年度任用職員等採用情報)からダウンロードできますので、遠方の方も簡単に入手できます。
名古屋科学館会計年度科学館展示運営補助員の募集は、「年齢不問」となっているので、若い方から年配の方まで、科学館の展示運営に積極的に携わってみたいと考えている方は、どなたても受験することができます。
名古屋市「会計年度科学館展示運営補助員募集要項」
名古屋市「会計年度科学館展示運営補助員募集要項」(令和2年1月4日付け)の選考区分は「会計年度科学館展示運営補助員」、採用人員は「2名程度」となっています。
主な職務内容は、「科学館学芸課にて、科学館における展示運営等の補助に関する仕事に従事する。」となっていて、具体的な仕事の内容は「展示室における来館者への説明・案内」「展示品の管理(生物の管理を含む)」「サイエンスショーでの実演」「小学校等における科学実験の実演」「その他副館長が必要と認める業務」となっています。
応募期間は、令和2年1月4日(土)から1月21日(火)までです。
応募方法は、必要事項を記入した書類を、名古屋市科学館総務課まで郵送(1月21日(火)午後5時必着)もしくは持参してください。
選考試験は、「一般的な科学の知識を問う」1次試験(筆記)(1/26(日))と「実技と個人面接」の2次試験(実技・面接)(2/20(木))があります。
【1次試験(筆記)】
1次試験は一般的な科学の知識を問うとなっているが、名古屋市科学館の展示解説や建物の仕様、名古屋市の市政、数学系の一般常識問題など、幅広く勉強しておくと良い。
【2次試験(筆記)】
2次試験は実技と個人面談となっているが、実技では職務に関係する「サイエンスショーでの実演」「小学校等における科学実験の実演」ができるかが判断される。科学的な現象を、3分程度で小学生でも理解できるように、簡潔にまとめる技量が問われる。「サイエンスショーでの実演」「小学校等における科学実験の実演」でアクシデントやハプニングがあったときに、どのように対応したらよいかなども考えておくと良い。
採用期間は、令和2年4月1日から令和3年3月31日の1年間です。
報酬は、月額152,185円から197,365円(地域手当相当報酬含む。)の範囲で、高校卒業後の年数に応じて決定されます。他に通勤手当に相当する費用弁償及び期末手当が支給されます。
勤務は、4週間を単位とした変形労働時間制で、週30時間の勤務となりますが、詳細は募集要項をご覧ください。
休暇は、年次休暇、忌引休暇、介護休暇等があります。
社会保険は、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労務災害補償があります。