名古屋市科学館で「エスカレーターの裏側」を観察できることを知っていましたか?

名古屋市科学館は展示品だけでなく、建物や設備についても、構造を見せる展示をしているんですが、どんなものの構造が見えているのか気が付きましたか。

すぐに目につくのは、理工館に設置されている、シースルーのエレベーターや、エレベーター横のシースルー階段ですが、エスカレーターにも注目してください。

一見、普通のエスカレーターのように見えますが、理工館の3階と4階をつなぐエスカレーターの側面を見てください。なんと、理工館の3階と4階をつなぐエスカレーターの側面は透明になっていて、エスカレーターの構造を観察できるようになっているんです。

理工館3階の休憩室から上りエスカレーターを見上げると、エスカレーターの構造の全貌や足元の踏み板が回っている様子が見られます。

エスカレーターの駆動方式は、上部駆動方式と中間駆動方式の二種類があるのですが、名古屋市科学館で採用しているのは上部駆動方式であることがわかります。

エスカレーターの踏み板はベルトコンベアのように回っていて、エスカレーターの裏側ではきれいにたたまれているのが観察できます。

そして、乗り口ではきれいにたたまれていたものが階段のように出てきて、降り口ではその階段がきれいにたたまれていく様子がわかります。

「エスカレーターの内部構造」
Youtubeに投稿されている「エスカレーターの内部構造」を示す動画がありましたので参考にしてください。