名古屋市科学館の来館日記(2019.03.07)

2019年3月7日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、風の強い「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1,6回目が休演、2回目が幼児投影、3,4,5回目が一般投影となっていました。プラネタリウムのテーマは「太陽系の小天体」です。

平日の午前中で、幼児投影も2回目からっとあって、名古屋市科学館を訪れるのは一般のお客様が中心となりますが、理工館6階と天文館5階に立ち寄るお客様は大変少なかったです。

平日ですので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日ですので、整理券なしで体験できます。

 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中とあって、開館前の9時頃、南門で開館を待つ方はいませんでした。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」と「火星の謎を解く手がかり!鉄のコンクリーションの原因を解明」でしたが、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功したことから、「南海トラフの掘削に「ちきゅう」が挑む!」と「はやぶさ2のリュウグウ探査」に更新されています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示が更新され、「ホタルの光の最新研究」の展示になっています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新で、新しい展示品の「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしましたが、いよいよ平成30年度の展示更新が始まりました。
平成30年度はどんな展示品が増えるのか楽しみですね。生命館4階「人体のしくみ」の新しい展示品は、3月中旬の春休み前に、お披露目の予定です。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市の河村市長は、あおなみ線での走行を期待しているようですが、B6蒸気機関車の動輪をモーターで駆動する動態展示も検討されているようです。

11月23日(金)から、理工館地下2階のイベントホールで開催されていた特別展「SWEETS(スイーツ展)」は2月11日(月・祝)で終了しました。次の特別展は、久々の生命科学の特別展「人体大解明の旅」が、3月16日(土)から開催予定となっています。

イベント情報

かがくであそぼ!お話&ワークショップ「富士山のテッペンとボクの手のひら」

中部サイエンスネットワークが企画する、科学技術週間・記念講演会&上映会が開催されます。今回の企画は、かがくであそぼ!お話&ワークショップ「富士山のテッペンとボクの手のひら」と題して、日本一高い所と平地の違いをみんなで体験することができます。

学技術週間・記念講演会&上映会では、富士山頂での実験や富士山頂で探った自然の不思議を知ることができます。主催は、名古屋市科学館とつながりが深い公益財団法人中部科学技術センターと名古屋市科学館で、名古屋商工会議所が共催しています。

かがくであそぼ!お話&ワークショップ「富士山のテッペンとボクの手のひら」の開催日は2019年4月20(土)、開催場所は名古屋市科学館生命館の地下2階サイエンスホールですが、生命館南西の特設入口からの入場となりますのでご注意ください。

かがくであそぼ!お話&ワークショップ「富士山のテッペンとボクの手のひら」の定員は320名で先着順の受付となります。また参加費は無料(高校生以上の方が展示室も観覧する場合は、観覧券の購入が必要です。)ですので、この講演会&上映会に参加されたい方は早めにお申し込みください。

申込方法は、Web申込フォームまたはEメール、FAXとなっていて、受付締切は4月15日(月)17時まで(先着順受付)です。この講演会&上映会は、新小学4年生から新中学3年生向けですが、対象以外の方も参加可能です。