名古屋市科学館の来館日記(2018.11.22)

2018年11月22日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」、天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は「曇り時々雨」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、3回目が小学生向けの学習投影、1、2、4、6回目が一般投影、5回目は休演となっていました。プラネタリウムの11月のテーマは、「宇宙の音・星の音」です。

平日の午前中、小学生の学習投影も午後からということで、理工館6階と天文館5階はプラネタリウムを観覧する一般のお客様が中心でした。

平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐに終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、入館したらすぐに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」は平日なので整理券なしで体験できます。

生命館の2台のエレベータは、昨年更新されて大変静かで、スムーズに運転されています。 生命館6階からは、理工館6階のプラネタリウムに行けない動線になっているので、生命館のエレベータ内に注意喚起する表示が追加されていて、大変わかりやすくなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。6月12日(火)から夏場対応となっていましたが、11月6日(火)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですが、開館前の9時頃には、2人の方が、南門で開館を待っていました。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示が、「2018年ノーベル賞受賞」と「長良隕石」に更新されています。「長良隕石」の展示の中で、最近、小牧市に落下した「小牧隕石(仮称)」についても紹介されています。

名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされています。

名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。

名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています。
小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」に接近し、小型探査ロボット「ミネルバⅠ・Ⅱ」と「MASCOT」の投下に成功しましたが、その内容についても、小惑星「イトカワ」の展示品のそばに紹介されています。

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

理工館地下2階のイベントホールでは、11月23日(金)から特別展「SWEETS(スイーツ展)」が開催されます。

イベント情報

かがくゼミナール「音と光のファンタジー」

科学について、いろいろな切り口で、堀り下げていく「かがくゼミナール」です。今回のテーマは、「音と光のファンタジー」です。光と音の、面白くて役に立つ性質をショーと工作で楽しく体験することができます。講師は、元・出雲市科学館名誉館長で島根大学名誉教授の曾我部國久さんです。

「音と光のファンタジー」の内容は、「LEDでイルミネーション作り」、「声が変わる?光はどう進む?音と光の速さを実感」などです。

開催日時は平成30年12月23日(日)で、午前の部(10時から12時)と午後の部(14時から16時)の2回開催されます。会場は名古屋市科学館生命観6階の第一実験室で、小学3年生から中学3年生の方まで参加可能です。定員は各回30名で、応募者多数の場合は抽選となります。

参加費は500円(受講料、材料費、保険料)かかりますが、なかなか体験できないイベントですので、興味のある方はぜひ参加してください。

応募は、インターネットまたは往復はがきで科学館あて申し込んでください。