名古屋市科学館の来館日記(2018.02.21)

2018年2月21日(水)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館6階「最先端科学とのであい」と天文館5階「宇宙のすがた」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は曇りで、来館時間は9時30分から~12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が小学校4年生の学習投影となっていて、2,4,6回目が一般、5回目は休演となっています。

平日の午前ですので、理工館6階と天文館5階には、一般の方は少なかったですが、学習投影で訪れた小学生でにぎわっていました。平日の午前中は、科学館の展示品をじっくり見て回るには最良の時間帯です。

理工館6階の「話題の科学」ゾーンでは、新しく「巨大地震の発生現場を探る」というテーマで、有人潜水調査船「しんかい6500」による、東日本大震災後の海底の様子などが紹介されていました。

天文館4階のサイエンスステージで行われているサイエンスショーですが、12月から、冬場限定の「プラスとマイナス静電気」が始まっています。今週は2月22日(木)の3回目、14時から、25(日)の1回目、11時からの2回開催です。

平日ですので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布は、すぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、早めに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」ですが、平日なので整理券なしで観覧できます。

生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場(2017年は5月30日から)は北門です。今年は、10月21日(土)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

きょうは平日の午前中なので、開館前の9時頃、南門で開館を待っ方はみえませんでした。

展示品変更情報

名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。

平成29年度の展示更新のため、2月20日(火)から3月中旬まで、生命館4階の展示室の一部が閉鎖されていますが、生命館4階エレベーターホールと理工館との連絡通路は通常通り通行できるようになっています。

屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。

現在、特別展「恐竜の卵(恐竜誕生に秘められた謎)」が好評開催中です。名古屋市科学館のエントランスホールでも、特別展「恐竜の卵」の紹介ビデオが流れていますので、恐竜に興味のある方は是非どうぞ。特別展「恐竜の卵」の開催期間は、2017年11月11日(土)から2018年2月25日(日)までです。

イベント情報

マイナス30℃の世界を体感しよう!!「地球温暖化サイエンスカフェ」

名古屋市科学館が他の団体とコラボして実施している企画に、「サイエンスカフェ」があります。3月のサイエンスカフェは、一般社団法人環境創造研究センターとコラボして「地球温暖化サイエンスカフェ―」が開催されます。

参加費として飲食代が必要ですが、地球温暖化防止コミュニケーターによる温暖化防止の説明や、南極観測隊に参加した名古屋市科学館の学芸員による「南極と地球温暖化」の話を聞くことができます。

また、名古屋市科学館の大型展示で人気の、「極寒ラボ」でマイナス30℃の世界を体感できますので、興味のある方を是非どうぞ。

「地球温暖化サイエンスカフェ―」の開催日時は3月17日(土)10時から12時30分です。開催場所は、名古屋市科学館の生命館6階・学習室で、対象は小学校5年生以上での先着順30名となっています。

参加費は飲食代の1,000円ですが、高校生以上の方は、入館料が別途必要ですのでご注意ください。応募は、必要事項を記入したした電子メールを「環境創造研究センター」あて(cca-info@kankyosoken.or.jp)に送付となっています。