2024年9月25日(水)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館の3階「技術のひろがり」、生命館3階「生活のわざ」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1、3回目が6年生の学習投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。9月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「土星の環が消える!?」、ファミリーは「太陽系アドベンチャー」です。
常設展示室は、学習投影で来館した小学生などで、にぎわっていました。
外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。平日なので、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方みえませんでした。
名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。
名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしています。
各フロアーの状況
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、「南海トラフと地震研究」、「カーボンニュートラルな発電:核融合発電」にかわっています。
<南海トラフと地震研究>
<カーボンニュートラルな発電:核融合発電>
理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、4月から「日本海対馬海盆のボーリングコア」に更新されています。
天文館5階「宇宙のすがた」の「宇宙のひろがり」ゾーンでは、昨年打ち上げられた宇宙望遠鏡、「ジェームズウェブ宇宙望遠鏡」の解説が追加されています。
2023年9月7日に打ち上げられた、「小型月着陸実証機SLIM」の紹介と「変形型月ロボットLEV-2(SORA-Q)」の模型が展示されましたのでご覧ください。
理工館5階「物質・エネルギーのせかい」の「元素周期表」の展示の場所に、福島第一原子力発電所の汚染水などに含まれる「トリチウム」の解説板ができました。
生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」は、特別展「海」にちなんで「スナメリ」の展示に変わっています。
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。
人気の「内臓パズル」ですが、小さなお子様も触ることができるように、展示台が低くなりました。
理工館3階「技術のひろがり」ゾーンの「ものづくり広場」では、今年度の「科学創作コンクール」の作品が展示されています。「2022.7開催ロボカップ世界大会・ジュニア部門」優勝のサッカーロボットも展示されています。また、SDGsに関するコーナーもあります。
生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。
また、「環境とくらし」ゾーンにあるツンドラの衣装が、2023年9月から「毛皮のアノラック」から南極観測隊の防寒着」に代わっています。アクリルパネルの保護版がつきました。
生命館2階の「地球のすがた」フロアーの「地球工房」のコーナーに、「北海道石」の展示がお目見えしました。2023年5月に北海道鹿追町で採取されたオパールに含まれる鉱物が新種として承認され、産地にちなんで「北海道石」と命名されたものです。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
理工館地下2階のイベントホールで開催されていた、特別展「毒」は9月23日(月・休)で終了しました。
2024年11月30日(土)から2025年2月24日(月・休)に開催予定の冬の特別展は、忍者のすべてを体感できる「ニンジャ アカデミー」です。
青少年のための「科学の祭典」2024名古屋大会(入場無料)
毎年、名古屋市科学館とでんきの科学館で開催される人気の企画、青少年のための「科学の祭典」2024名古屋大会(入場無料)ですが、今年は10月5日(土)・6日(日)の2日間です。
2日間は名古屋市科学館のプラネタリウムを除き、入場無料となりますので、是非ご覧ください。
地球上にはおもしろ科学がいっぱいです。自らふれて、作って、動かす体験ができます。ハラハラ、ドキドキ、ワクワクの連続にきみは耐えられるのか。