2021年9月16日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館2階「不思議のひろば」、生命館2階「地球のすがた」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、2回目から5回目が一般投影、1回目と6回目は休演となっていました。9月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「土星の魅力」、ファミリーアワーは「飛び出せ!星の世界」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。
常設展示室は、コロナ禍の中ですが、親子連れのお客様が多く来館されていました。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。
生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
平日の午前中ですので、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方はみえませんでした。
名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。
名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、7月から「学芸員、三たび南極に行く」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室ができました!」になっています。
生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。8月から「スナメリ」が紹介されています。
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
理工館地下2階のイベントホールでは、7月17日(土)から9月20日(月・祝)まで、人気の特別展「昆虫」が開催されています。次回の特別展は、驚異の肉食恐竜「ティラノサウルス展」で、2021年11月13日(土)からと案内されています。恐竜好きには気になりますね。
名古屋市立大学と名古屋市科学館のサイエンスパートナーシップイベント「生命の源としくみを探る」(高校生対象)
名古屋市立大学と名古屋市科学館は、次世代の科学系・技術系人材の育成と地域社会の発展を目指し、平成28年3月にサイエンスパートナーシップを締結しました。このイベントでは、名古屋市立大学の理系教員と名古屋市科学館の学芸員が「生命科学」の魅力を伝えてくれます。また、名古屋市立大学での最先端研究や国内有数の規模を誇る名古屋市科学館の魅力も紹介されます。
名古屋市立大学と名古屋市科学館のサイエンスパートナーシップイベント「生命の源としくみを探る」の対象は高校生(中学生・同伴の保護者も参加可能)で、参加費は無料です。このイベントの特別企画として、「展示室自由見学」と「プラネタリウム観覧(10:40の回のみ)」がありますので、さらに魅力的ですね。
名古屋市立大学と名古屋市科学館のサイエンスパートナーシップイベント「生命の源としくみを探る」の開催日は、令和3年11月3日(水・祝)13:00~17:30で、開催場所は名古屋市科学館・生命館地下2階サイエンスホールです。定員は120名で先着順の申し込みです。申し込みは、メール、電話、FAXで「名古屋市立大学山の畑事務室」まで、締め切りは10月27日(水)必着となっていて、受付後に参加票が送付されます。