名古屋市科学館の来館日記(2021.08.06)

2021年8月6日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「晴れ」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、1回目、3回目、5回目が一般投影、2回目と4回目がファミリーアワー、6回目は休演となっていました。8月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「~リニューアル記念~流れ星と火球」、ファミリーアワーは「飛び出せ!星の世界」です。プラネタリウムですが、1月からのリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。リニューアルされた名古屋市科学館のプラネタリウムをお楽しみください。また、プラネタリウムのドームの愛称は「ブラザーアース」と呼ばれていましたが、2021年4月からは「NTPぷらねっと」という名前になりました。

常設展示室は、コロナ禍の中、平日の午前中ですが夏休み中とあって、プラネタリウムを中心に親子連れのお客様などでにぎわっていました。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は中止、その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は夏場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は北門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですが夏休み期間なので、開館前の9時頃に北門で開館を待つ方が3人ほどみえました。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、7月から「学芸員、三たび南極に行く」と「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室ができました!」になっています。

生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。今月から「スナメリ」が紹介されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。

生命館2階の「発見処」、に石油を内包した珍しい石「石油含有シリカコンクリーション」が展示されています。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、7月17日(土)から9月20日(月・祝)まで、人気の特別展「昆虫」が開催されています。

「アサラスコープ」2021年・夏号

名古屋市科学館で定期的に発行されている「アサラスコープ」ですが、2021年・夏号が配布されています。「アサラスコープ」の発行は、名古屋市科学館のマスコットキャラクター「アサラ」の重要なお仕事で、名古屋市科学館の「館内変更の情報」や「催し物の紹介」などが掲載されています。

「アサラスコープ」2021年・夏号では、夏の特別展「昆虫」、生命館4階「人体のふしぎ」の展示更新、新たに生命館地下2階にできた「ノーベル賞受賞者記念室」について詳しく紹介されています。

また、2021年下半期の「土曜・日曜の工房と教室」、「プラネタリウムの投影予定」、「天文イベント、教室・講座などの予定」などを知るしることができます。

定期的に名古屋市科学館を利用する方は、「アサラスコープ」を手に入れておくと「年間の予定」や「見どころ」がわかり大変便利です。「アサラスコープ」は館内配布の冊子ですが、名古屋市科学館の公式ホームページの「館内ガイド・各種様式ダウンロード」から「アサラスコープのPDF版」がダウンロードできますので是非参考にしてください。