Windows7のサポート終了!Windows7以降のパソコンなら少し手を加えるだけで、Windows10が快適に動作(2)

「Windows7のサポート終了!Windows7以降のパソコンなら少し手を加えるだけで、Windows10が快適に動作(1)」では、Windows7以降のOSがインストールされたパソコンなら、ほとんど問題なくWindows10が動作することをお伝えしました。

それでは、手元にあるWindows7のパソコンにWindows10をインストールして、果たして快適にWindows10を利用できるのでしょうか?

Windows10が動作するということと、Windows10を快適に利用できるということは異なる

パソコンの耐用年数

パソコンの中古市場を見ていると、「リフレシュパソコン」と呼ばれているパソコンを目にすることがあります。このパソコンは、企業などが使用していたリースパソコンのリース期限が終了したものに少し手を加えて、Windowa10が動作するパソコンとしてよみがえらせたものです。

電子機器の部品の耐用年数は20年程度ありますが、パソコンでは陳腐化や一部の部品の劣化などを考慮すると、10年程度は利用可能です。企業で使用しているリースパソコンはリース期限が3から5年程度ですから、リース期限が終了したリースアップパソコンはまだ5年から7年程度は使用できます。

電子機器としてのパソコンは、10年程度は使用できるとしても、手元にあるWindows7のパソコンにWindows10をインストールして、果たして快適に動作させることができるのでしょうか?

Windows10が快適に動作するスペック

「Windows10が動作する。」ということと、「Windows10を快適に利用できる。」ということは異なります。Windows10のシステム要件は、「1GHz以上のCPUと1GB(32bit版)または2GB(64bit版)のメモリー、16GB(32bit版)または32GB(64bit版)の外部記憶装置」などとなっていますが、これは「Windows10がインストールできる最低条件」になります。

100台以上のいろいろなスペック(性能)のパソコンにWindows10をインストールして動作確認をした限りでは、Windows10を快適に利用するには、

  • CPU:クロック周波数2GHz以上のデュアルコアCPU以上
  • メモリ:4GB(32bit版)または8GB(64bit版)以上
  • 外部記憶装置:120GB(32bit版)または240GB(64bit版)以上

が必要であることがわかりました。

 【外部記憶装置】
Windows7がインストールされたパソコンの外部記憶装置は、HDD(ハードディスクドライブ)でしたが、Windows10ではSSD(ソリッドステートドライブ)が主流となっています。HDDは、機械的な部分を持ち振動に弱く、データの読み書き速度も遅いのですが、大容量で安価です。SSDは、すべて半導体で構成されていて振動に強く、データの読み書き速度もHHDの数倍速いのですが、HDDと比較すると高価です。
Windows10をインストールする外部記憶装置の容量は、64bit版のWindows10でも240GB程度あれば良いので、HDDより少し高価になりますが、Windows10が快適に動作するSSDを選択しましょう。

次に、Windows10は32bit版と64bit版がありますが、手元にあるWindows7のパソコンではどちらのWindows10をインストールすれば快適に利用できるのでしょうか?

CPUの処理能力に応じて、インストールするWindows10の種類を選択

一般の方が利用するWindows10には、32bit版と64bit版のWindows10HomeとWindows10Proの4種類があります。Windows10を快適に動作させるには、CPUの処理能力によってインストールするWindows10の種類を選定する必要があります。

100台以上のいろいろなスペック(性能)のパソコンにWindows10をインストールして動作確認をした結果、intel(インテル)のCPUでは、

  • Core2Duo、Celeron、PentiumというCPU:
    メモリを4GBにして、32bit版のWindows10homeまたはWindows10Proをインストール
  • Core2Quad、Core i3、Core i5、Core i7というCPU:
    メモリを4GBまたは8GBにして、64bit版のWindows10homeまたはWindows10Proをインストール

が適切であることがわかりました。

 【Windows10の選定基準】
・Core2Duo、Celeron、PentiumというCPU:
CPUの処理能力が低いのでWindows10の32bit版を選定します。メモリは2GBでも動作しますが、できれば4GBまで増設してください。家庭ではWindoes10Homeで十分ですが、企業で利用する機能も必要とする場合は、Windoes10Proをインストールします。
・Core2Quad、Core i3、Core i5、Core i7というCPU:
CPUの処理能力が高いのでWindows10の64bit版を選定します。メモリは軽い作業であれば4GBでも大丈夫ですが、できれば8GBまで増設してください。家庭ではWindoes10Homeで十分ですが、企業で利用する機能も必要とする場合は、Windoes10Proをインストールします。

Windoes10が快適に動作(1) ◇ Windoes10が快適に動作(3)