2022年12月6日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館6階「最先端科学とのであい」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1回目~3回目と5回目が一般投影、5回目がファミリーアワー、6回目は休演となっていました。1月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「オーロラの世界」、ファミリーアワーは「ふたごの星の物語」です。
コロナ禍の中ですが、冬休み中とあって親子連れのお客様でにぎわっていました。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は長らく中止されていましたが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って、開催されています。開館時と12:30に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布していますが、今日は15分で配布が終了しました。
その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。
コロナ禍も少し落ち着いてきたので、利用できなかった展示品も少しづつ制限が解除されつつあります。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
平日の午前中ですが、冬休みとあって開館前の9時頃に南門で10名の方が開館を待っていました。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、昨年の9月から「続・新型コロナウイルスーワクチンと変異」、12月から「祝・地球科学でノーベル賞」になっています。
<新型コロナウイルスの模型が人気!>
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、9月から「続・新型コロナウイルスーワクチンと変異」になっていますが、「新型コロナウイルスの正体がよくわかる模型」が人気です。プラネタリウムの開演を待つ方々が、「新型コロナウイルス模型」を写真撮影していました。
生命館5階の「バイオギャラリー」は「名古屋のーざんねんじゃないーいきもの」に変わっています。名古屋の絶滅危惧種などの紹介や「生物多様性」について解説されています。8月から「スナメリ」が紹介されています。
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
理工館地下2階のイベントホールでは、~驚異の肉食恐竜~「ティラノサウルス展」が、11月13日(土)から2022年2月13日(日)まで開催されています。恐竜好きには気になりますね。
<マプサウルスとティラノサウルスとの違い!>
生命館2階「地球のすがた」に、マプサウルス親子の骨格標本の展示があります。この標本をティラノサウルスと勘違いされる方が多いので、マプサウルスとティラノサウルスの違いを説明した解説板が登場しました。
かがくゼミナール「薬局の薬で実験しよう・漢方編」(中学生・高校生対象)
名古屋市科学館で長く続いている「かがくゼミナール」ですが、今回は「薬局の薬で実験しよう・漢方編」です。名古屋市科学館では数少ない中学生・高校生対象の講座で、講師は名古屋市薬剤師会の久納秀俊さんほか会員の皆様です。
漢方薬は、東洋医学の考えのもと、多くの薬草を組み合わせることで、うまくはたらくように考えられています。実際の材料を見て、漢方薬について学んでみませんか。実際の薬を使った実験で、からだの中での薬の変化や薬の飲み方の工夫なども知ることができます。
科学ゼミナール「薬局の薬で実験しよう・漢方編」の開催日時は2月6日(日)午前10時~12時、開催場所は名古屋市科学館6階第1実験室です。定員は16名で、参加費は中学生250円、高校生400円です。申込方法は、「往復はがき」又は「インターネット(名古屋市電子申請サービス)」から、締切は令和4年1月19日(水)必着(応募者多数の場合は抽選)となっています。