名古屋市科学館で「新幹線のレール」が触れます

新幹線

名古屋市科学館の展示品はギネスにも登録された直径35mのドーム内に設置されたプラネタリウムと放電ラボや極寒ラボなどの大型展示が目を引きますが、一般展示も200点以上もあり大変充実しています。
鉄道関係の展示もいくつかあるのですが、理工館5階の「材料大集合」という展示ゾーンに「身の回りの材料大図鑑」というコーナーがあります。ちょうど理工館5階の中央付近にある、このコーナーではエンジンや冷蔵庫といった工業製品の断面がわかるような展示品があるのですが、実は新幹線のレールの断面も展示されています。新幹線をささえるI型のレールがみられますし、普段は触ることができない新幹線のレールも触ることができるんです。

名古屋市科学館の鉄道関係の展示品

新幹線のレール以外に、名古屋市科学館では次のような鉄道関係の展示品を見ることができます。鉄道好きの方は是非ご覧ください。

屋外展示品「名古屋市の市電1400型ボギー車」

天文館の南側の屋外展示ゾーンに、昭和11年から12年にかけて製造された名古屋市の「市電1400型ボギー車」があります。明治37年にドイツのハノーファー社で製造された「B6型蒸気機関車」も展示されていたのですが、修理して走行可能か調査中で、いまは線路のみ見ることができます。

理工館3階の展示品「モノづくり都市パノラマ」「電車運転シミュレーター」「電車や蒸気機関車の模型」

理工館3階の「街ではたらく機械」ゾーンに「モノづくり都市パノラマ」という展示品があります。この展示品は2か所の操作盤で3種類の電車を走らせることができ、お子さまに大人気です。また、「モノづくり都市、名古屋」の解説を交えた実演も1日に数回、見られます。「モノづくり都市パノラマ」の近くには、「電車運転シミュレーター」や「電車や蒸気機関車の模型」も展示されていて鉄道好きの方は目の離せないフロアーとなっています。