2018年5月24日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館5階「物質・エネルギーのせかい」と生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は「晴れ」で、来館時間は9時30分から~12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が幼児投影で、5回目が休演です。一般の投影は2,4,6回目の3回でした。
好天に恵まれて、理工館5階と生命館5階は、小学生と中学生の団体、プラネタリウムの幼児投影で訪れた幼児などでにぎわっていましたが、一般の来館者は少なかったです。
平日なので、理工館5階で人気の「極寒ラボ」の整理券配布はすぐには終了しませんが、「極寒ラボ」を体験をしたい方は、早めに整理券をゲットしましょう。また、理工館4階の「放電ラボ」ですが、平日なので、整理券は必要ありません。
生命館に2台あるエレベータのうち、小型のエレベータは6月20日から新型のエレベータに更新されています。引き続いて、生命館の大型エレベータも10月2日(月)から12月上旬の期間で新型のエレベータに更新となっていましたが、12月16日(土)から使用できるようになりました。先に更新された小型のエレベーターと同様に大変静かで、スムーズに運転されています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場(2017年は5月30日から)は北門です。昨年の10月21日(土)から冬場対応となり、開門時間前に並ぶ場所が南門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
きょうは平日の午前中ですので、開館前の9時頃に、南門で開館を待つ方はいませんでした。
展示品変更情報
名古屋市科学館の生命館5階「生命のひみつ」の「バイオギャラリー」ですが、しばらく展示品がありませんでしたが、「愛知県の森林で、120年ぶりの、ササの一斉開花」についての展示がされていました。
名古屋市科学館の生命館2階「地球のすがた」の「発見処」ゾーンに「カオリン」という展示品が増えています。「カオリン」は、カオリナイトという鉱物を含む粘土で、瀬戸物の原料になります。
名古屋市科学館の天文館5階には、「デジスター」という、デジタル式プラネタリウムの展示品がお目見えしています
名古屋市科学館の生命館4階「人体のしくみ」は、数年かけて「人体のふしぎ」というテーマで展示更新をしています。
平成29年度の展示更新が完了し、新しい展示品の「内臓パズル」や「骨パズル」、「筋肉を動かしてみよう」などがお目見えしています。
屋外展示品のB6型蒸気機関車ですが、修復調査のため大阪の工場に搬入されています。名古屋市科学館の話では、しばらく戻ってこないそうです。
特別展ですが、2018年3月17日(土)から「マーベル展」が開催中です。時代が創造したヒーローの世界が楽しめます。レストランのメニューやミュージアムショップの品物にも、マーベルにちなんだものが販売されていて、「マーベル」好きにはたまりませんね。「マーベル展」は6月10日(土)までの開催ですので、お見逃しなく。
イベント情報
動物の「うんち」の研究から、わかること-野生動物の生存を助ける腸内細菌の世界ー(農芸化学会サイエンスカフェin名古屋)
公益社団法人農芸化学会と名古屋市科学館のコラボ企画、「農芸化学会サイエンスカフェ in 名古屋」が開催されます。「サイエンスカフェ」は、いろいろな切り口で科学について考える企画になっています。今回は、大変ユニークな、動物の「うんち」の研究から、野生動物の生存を助ける腸内細菌の世界について語られます。
「サイエンスカフェ」は参加費が必要ですが、お茶を飲みながら楽しく科学の話が聞けるので、興味のある方は是非参加してみてください。今回は、名古屋市科学館の館内での開催ということで、高校生以上の方は、名古屋市科学館の入館料が必要です。
「農芸化学会サイエンスカフェ in 名古屋」の開催日時は、6月24日(日)午後3時から4時30分です。会場は、名古屋市科学館・生命館6階の学習室です。対象は一般市民40名で、事前申込制となっています。申し込み方法は、往復はがきとインターネット(名古屋市電子申請サービス)です。申込締切は、6月10日(日)必着で、応募者多数の場合は抽選となります。