2025年5月21日(水)午前の天気は「くもり」でした。
名古屋市科学館の5階の様子を中心にリポートします。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1、3回目が幼児投影、2、4、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。5月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「星座と星宿」、ファミリーは「わくわく!宇宙旅行」で、幼児投影は「たのしいたなばたまつり」です。
名古屋市科学館の常設展示室・理工館5階「物質・エネルギーのせかい」・生命館5階「生命のひみつ」は、外国の方中心でにぎわっていました。各展示室も少しづつ変化があり楽しめます。
理工館5階「物質・エネルギーのせかい」では、いくつかの変化を見つけることができました。
「熱や光で色変化」の展示では、気温によって変色する絵柄がありますが、室温が高いことで28度のパターンあたりまでピンク色に変色していました。
<熱や光で色変化>

「金属」の展示では、「金」板の金箔に直接さわれないように、アクリルの保護板の上下に邪魔板が付けてありました。「金」板下部の金箔が少し無くなっていますね。
<金属の展示>

理工館の5階では、大型展示「放電ラボ」の上部が見られます。放電ラボの解説のあと放電実験が3回ありますが、ここの小窓から放電の様子が観察できます。
<「放電ラボ」上部の放電の様子>


生命館5階「生命のひみつ」でも、いくつかの変化を見つけることができました。
「生命ラボ」の右手奥に「ドラゴン」3体の絵がありますが、「ドラゴン」の目ををみつめながら歩くと、「ドラゴン」に見つめられてしまいます。機会があったら試してみてください。
<「生命ラボ」のドラゴン>

「バイオギャラリー」で身近な鳥、「ウグイス」と「メジロ」の違いを確認してみましょう。
「ウグイス色(黄緑)」は「メジロ色」?
<バイオギャラリー>

屋外の様子
<屋外展示場の改修工事>
令和6年11月5日(火)から、屋外展示場の改修工事が行われています。
長らく修理に出ていたB6蒸気機関車が動態展示として戻り、JR東日本から譲渡を受けた旧型客車と供奉車が展示されるなど、屋外展示物が充実されるようです。詳しくは、名古屋市科学館の公式ホームページをご覧ください。


連携講座
名古屋市科学館では、学術連携にも力を入れています。名古屋市科学館と中京大学人工知能高等研究所の連携講座「光で奏でるメロディ」が夏休み期間の8月30日に開催されます。
対象は小学生と保護者の方16組です。参加希望者は、官製はがきに必要事項を記入して、中京大学人工知能高等研究所まで申し込んでください。

特別展「古代DNA」
名古屋市科学館の夏休み期間を中心に開催される特別展は「古代DNA」です。日本人のルーツが紹介されるようですので開催が楽しみです。
開催期間は2025年7月19日(土)から9月23日(火・祝)までで、開催場所は名古屋市科学館・理工館地下2階イベントホールです。