2022年2月4日(金)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。天文館5階「宇宙のすがた」、理工館5階「物質・エネルギーのせかい」、理工館6階「最先端科学とのであい」、生命館5階「生命のひみつ」の様子をリポートします。
天気と来館時間
天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。
館内の様子
本日のプラネタリウムは、1回目と3回目が学習投影、2回目と4回目、5回目が一般投影、6回目は休演となっていました。2月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「ダークマター」、ファミリーアワーは「ふたごの星の物語」です。プラネタリウムですが、2021年1月にリニューアル工事が終わり、最高の状態で開演されています。また、プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になりました。
常設展示室ですが、コロナ禍の中でオミクロン株の蔓延もあり、来館するお客様は大変少なかったです。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は長らく中止されていましたが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って、開催されています。開館時と12:30に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。
その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。
生命館のすべてのフロアのトイレが改修中でしたが、3月9日から使用可能となりました。和式トイレも洋式に変更され気持ちの良いトイレとなっています。
館外の様子
名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。
来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。
平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方はみえませんでした。
名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。名物は「宇宙ラーメン」とか。
名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。宇宙食なども置かれています。
展示品変更情報
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、1月から「民間宇宙飛行、いよいよ本格始動!」と2月から「軽石のひみつ」になっています。
<軽石の展示が新鮮!>
理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、2月から「軽石のひみつ」になっていますが、「水に浮かぶ本物の軽石の展示」が新鮮です。軽石のできた場所で色や形が異なることがわかります。
生命館5階の「バイオギャラリー」は2月から「ティラノサウルスの左歯骨の展示」に変わっています。
<ティラノサウルスの左歯骨の展示(本物)!>
生命館5階の「バイオギャラリー」は2月から「ティラノサウルスの左歯骨の展示」に変わっています。本物の左歯骨の展示は貴重ですので、是非ご覧ください。
生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。
生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。
理工館地下2階のイベントホールでは、11月13日(土)から~驚異の肉食恐竜~「ティラノサウルス展」が、2022年2月13日(日)まで開催されていますが、次回の特別展がアナウンスされています。名古屋市科学館の春の特別展は、気づいたときには食われている!「大地のハンター展」です。
名古屋市科学館の特別展「大地のハンター展」
名古屋市科学館の「春休み」と「ゴールデンウィーク」を中心に開催される春の特別展は、気づいたときには食われている!「大地のハンター展」です。
特別展「大地のハンター展」では、動物が生きていくために必要な営み「捕食(捕らえて食べる)」に注目して、ハンターの顎(あご)と歯の新化やハンティングテクニックなどが紹介されます。この特別展では、「大地のハンター」たちの生態系における役割と重要性を学ぶことができます。
特別展「大地のハンター展」の開催日は、2022年3月12日(土)から6月12日(日)で、開催場所は名古屋市科学館の理工館地下2階イベントホールです。
特別展「大地のハンター展」では、世界最大級のイリエワニの頭骨、哺乳類の美しい剥製で名高いヨシモトコレクション、両生・爬虫類標本で有名な千石コレクションなど、ふだん目にすることができない貴重な標本が目白押しです。