名古屋市科学館の来館日記(2022.05.12)

2022年5月12日(木)午前の「名古屋市科学館の来館日記」です。理工館4階「科学原理とのふれあい」、生命館4階「人体のふしぎ」の様子をリポートします。

天気と来館時間

天気は、「曇り」で、来館時間は9時30分から12時です。

館内の様子

本日のプラネタリウムは、3回目が幼児投影、2回目、4回目、5回目が一般投影、1回目と6回目は休演となっていました。5月のプラネタリウムのテーマは、一般投影が「南半球の星空」、ファミリーアワーは「太陽系アドベンチャー」です。プラネタリウムドームの愛称は、2021年4月から「NTPぷらねっと」という名前になっています。

常設展示室は、コロナ禍の中の平日ですので、幼児投影で来館する幼児の方が中心で、一般のお客様は大変少なかったです。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、人気の「極寒ラボ」は長らく中止されていましたが、昨年11/9(火)から入場人数を一回につき10名に絞って、開催されています。開館時と12:30に、極寒ラボ横で先着順にて整理券を配布しています。

その他の実演・実験については縮小して実施されています。「放電ラボ」は人数を制限して「土・日・祝」も先着順、「サイエンスステージ」は人数を制限して先着順となっていますのでご注意ください。

館外の様子

名古屋市科学館の「開門前に観覧券を購入する来館者が並ぶ場所」は決められていて、冬場は南門、夏場は北門です。現在は冬場対応となっていますので、開門時間前に並ぶ場所は南門となっていますので注意してください。

来館者の健康を考えて、冬の寒い時期は北風がさえぎられる南門から並び、夏の暑い時期は熱中症を考慮して比較的涼しい北門から並ぶようになっています。

平日の午前中ですので、開館前の9時頃に南門で開館を待つ方は見えませんでした。

名古屋市科学館のレストランは、2020年9月13日から閉店していましたが、2021年1月29日に「ミュージアムカフェ」という新しいお店が開店しました。

名古屋市市科学館のミュージアムショップもレストランと同様に閉店していましたが、2021年7月21日から新しいショップがオープンしました。

名古屋市科学館の南側にある白川公園では、久しぶりに「木下サーカス」の公演が行われています。

展示品変更情報

理工館6階の「話題の科学」ゾーンの展示は、1月から「民間宇宙飛行、いよいよ本格始動!」と2月から「軽石のひみつになっています。

理工館6階の「地下へ挑む」ゾーンには温度管理された「ネタケース」の中にボーリングコアが展示されていますが、3月から「伊豆・小笠原海溝付近のボーリングコア」に更新されています。

生命館4階の「人体のふしぎ」フロアーは数年かけて展示更新が行われていましたが、2021年3月にすべての展示品が完成しました。新しく生まれ変わった生命館4階「人体のふしぎ」フロアーを堪能してください。また、新型コロナウイルスの詳しい解説展示もあり、「新型コロナウイルスの3Dデータを元に基に作成した模型」が目を引きます。

生命館3階の「生活のわざ」フロアーにある「ミミズトンネル」などは、新型コロナウイルス感染予防のため「トンネルをでたら手を洗おう」という注意書きをして、展示が再開されています。

<水のひろば・点検清掃で水抜き中!>

理工館2階の大型展示「水のひろば」ですが、水槽内の機器の点検と清掃のため5/9(月)~16日(月)まで水抜きされていて利用できませんのでご注意ください。

生命館地下2階の「サイエンスホール」に、2021年3月から「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープンしています。

理工館地下2階のイベントホールでは、3月12日(土)から6月12日(日)まで、春の特別展、気づいたときには食われている!「大地のハンター展」が開催されます。

名古屋市科学館・夏の特別展・地球がうみだすキセキ「宝石展」

名古屋市科学館の夏の特別展は、地球がうみだすキセキ「宝石展」です。

宝石の歴史は古く、古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられてきました。現代では宝飾品としても広く親しまれています。特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」では、各地の博物館や、比類なきアルビオン アート・コレクション、ヴァン クリーフ&アーペル、ギメルなどの作品から、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを一堂に集め、科学的、文化的な切り口で紹介されます。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」は、理工館地下2階イベントホールで2022年7月9日(土)から9月19日(月・祝)まで開催されます。

原石からジュエリーまで、宝石のすべてがわかる展覧会となっていますので開催が楽しみですね。